今回紹介する絵本は、福音館書店の絵本「そらまめくんのベッド」です。
あらすじ、対象年齢、伝えたいこと（ねらい）などをレビューしています。
読み聞かせ絵本探しの参考に、最後までご覧になってください。
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そらまめくんのベッド
- 分かち合いの心を育みたいと思う親御さん
- かわいい絵が好きな方
- 子供が共感しやすい絵本を探している親御さん
- ロングセラーの名作絵本を探している方
本記事の執筆者
絵本選びに困っている方！
このブログでは、1000冊以上絵本を読んだ私がひと目でわかる絵本チャートを使って絵本を紹介しています。
実際に私が読んで感じた、絵本の特徴を見える化したものが「ひと目でわかる絵本チャート」です。
気になる絵本は、どんどんチェックしてみてください。
「そらまめくんのベッド」はこんな絵本
| タイトル | そらまめくんのベッド |
| 作・絵 | なかや みわ |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 発行日 | 1999年9月30日 |
| ページ数 | 28ページ |
| 税込価格 | 990円 |
20年以上読み継がれている、福音館書店の絵本です。
あらすじ
そらまめくんのベッドのあらすじを、ザックリ紹介します。
- そらまめくんは、雲のようにふわふわでやわらかいベッドが大好きです。
- でも、そのベッドは自分だけのものだと、お友達に貸してあげません。
- ある日、そらまめくんがお昼寝から目覚めると、ベッドがなくなっていました。
- やっと見つけたベッドは、思いがけない場所に……。
ふわふわのベッドを失くしたそらまめくんが、ベッドを見つけ、大切なことに気付く様子が描かれた物語です。
ひと目でわかる絵本チャート
実際に読んでみて感じたそらまめくんのベッドの特徴を、以下のレーダーチャートで紹介します。
評価軸（5段階）
メッセージ性：価値観、行動規範を表現
読みやすさ ：文字量、物語、リズム
学べる度 ：知識、情報を教えてくれる
心温まる度 ：優しさ、温かみ、感動がある
ユーモア度 ：笑い、驚き、楽しさがある
メッセージ性 4/5点
分かち合う心の、大切さを、伝えることができる絵本です。
自分のベッドを貸さなかったことで、困ったときに友達に冷たい反応をされてしまう様子が描かれています。
そうはいっても、自分のお気に入りを貸すのは子供にとって難しい……。
「分かち合う心を育む絵本」をお探しであれば、以下をご覧ください。
学べる度 3/5点
お豆の鞘のことが、ほんのり学べる絵本です。
そらまめをはじめ、さやえんどう、えだまめ、グリーンピース、ピーナッツなどのベッド（豆の鞘）の特徴が、描かれています。
さやえんどうは薄くて、えだまめは小さくて、グリーンピースは細くて、ピーナッツは硬くて。
大人も勉強になりました。
心温まる度 5/5点
困ったそらまめくんに自分のベッドを貸してくれたり、ベッドが見つかった時には一緒に喜んでくれたり。
友達の温かさを感じることができる、心温まる絵本です。
お友達も、ベッドもなくならなくてよかった。
「友達の温かさを感じる絵本」をお探しであれば、以下をご覧ください。
対象年齢
実際に読んでみて感じた、そらまめくんのベッドの対象年齢は3歳以上。
| 対象年齢 | 3歳以上 |
| 文字量 | やや多い |
| 物語の内容 | わかりやすい |
| 文章のリズム | 適度 |
文字量がやや多いものの、物語はシンプルで分かりやすい絵本です。
3歳後半ごろがおすすめの絵本です。
こんな方におすすめ！
そらまめくんのベッドがどんな人におすすめか、「特におすすめ！」「おすすめ！」の2段階に分けて紹介してきます。
関連した絵本も紹介しているので、気になる方は是非そちらも見てみて下さい。
目的別おすすめ度
| 分かち合いの心を育みたい | |
| かわいい絵が好き | |
| 子供が共感しやすい絵本を探している | |
| ロングセラーの名作絵本を探している | |
特におすすめ！
分かち合いの心を育みたいと思う親御さん！
そらまめくんが自分のベッドを他のお豆の友達に貸してあげなかったことで、お友達との関係にひびが入りってしまう様子が描かれています。
分かち合いの心を育みたい方には、おすすめの絵本です。
おすすめ！
かわいい絵が好きな方！
そらまめくんやお豆の友達たちのかわいいキャラクターがたくさん登場します。
そらまめくんの表情や動きが、愛くるしく描かれています。
【関連する絵本】
ふゆじたくのおみせ
じっちょりんのあるくみち
子供が共感しやすい絵本を探している親御さん！
「自分のお気に入りのおもちゃが、なくなってしまったら……」
そらまめくんの気持ちや行動を理解しやすく、共感しやすいはずです。
【関連する絵本】
ちいさな かいじゅう モッタ
どろんこハリー
ロングセラーの名作絵本を探している方！
この絵本は、1999年に初版が出てから20年以上も愛され続けている名作絵本です。
【関連する絵本】
てぶくろ
だるまちゃんとてんぐちゃん
こんな方は別の絵本を！
以下の方は、ここで紹介するおすすめの絵本を読んでみて下さい。
期待を裏切られる前の、転ばぬ先の杖です。
この絵本の魅力
実際に読んでみて感じた、そらまめくんのベッドの魅力を以下に紹介します。
かわいい「お豆」のキャラクター
共感しやすいストーリー
かわいい「お豆」のキャラクター
そらまめくんは、お友達と一緒に遊んだり、笑ったりする姿がとてもかわいらしいキャラクターです。
見ているだけで、癒されます。
また、そらまめくん以外にも、たくさんの可愛いキャラクターたちが登場します。
それぞれに個性的で、かわいらしいキャラクターです。
絵の可愛さは、この絵本最大の魅力といっても過言ではありません。
共感しやすいストーリー
「自分のお気に入りのおもちゃが、なくなってしまったら……」
自分だったら、どうするか。
子供に質問してみる、なんて楽しみ方もできます。
子供は、そらまめくんの気持ちや行動を理解しやすく、共感しやすいはずです。
子供が共感しやすい物語かどうかは、絵本選びにおいて大切ですね。
この絵本の ねらい
実際に読んでみて感じた、そらまめくんのベッドで子供にどんなことを伝えるかは、これ！
分かち合う心の、大切さ
そらまめくんは、自分のベッドを他の友達に使わせてあげませんでした。
そんなだから、いざ友達の助けが必要な時に、みんなは冷たい反応になってしまいました。
でも、かわいそうに思ったお豆の友達は、自分のベッドをそらまめくんに貸してあげたり、ベッドが見つかったときにはパーティをしてお祝いしたり。
分かち合う心の心の大切さを知る、そらまめくんの姿が描かれています。
「かーしーてー？」
「いーいーよー！」
これが、なかなかできないんですよね。
この絵本を読んだ感想
子供が好きそうな絵で描かれた、この絵本。
やっぱり、子供の食いつきはよかったです。
本当に、見ているだけで癒されるキャラクターです。
この絵本を読んだら、そらまめを食べたくなるのは私だけでしょうか。
まとめ
今回は、そらまめくんのベッドという絵本を紹介いたしました。
Amazonや楽天などのオンラインショップで購入できますので、ぜひチェックしてみてください。
| タイトル | そらまめくんのベッド |
| 作・絵 | なかや みわ |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 発行日 | 1999年9月30日 |
| ページ数 | 28ページ |
| 税込価格 | 990円 |
ふわふわのベッドを失くしたそらまめくんが、ベッドを見つけ、大切なことに気付く様子が描かれた物語です。
【対象年齢】
3歳以上
【この絵本はこんな方におすすめ】
- 分かち合いの心を育みたいと思う親御さん
- かわいい絵が好きな方
- 子供が共感しやすい絵本を探している親御さん
- ロングセラーの名作絵本を探している方
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