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もりのなか【あらすじ、対象年齢、伝えたいこと(ねらい)をチャートでレビュー】

もりのなか
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今回紹介する絵本は、福音館書店の絵本「もりのなか」です。

あらすじ、対象年齢、伝えたいこと(ねらい)などをレビューしています。

読み聞かせ絵本探しの参考に、最後までご覧になってください。

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名作絵本の宝庫!【福音館書店】の3歳向け人気絵本10選(おすすめTOP3も紹介)


もりのなか

  • 親子で楽しめる絵本を探している親御さん
  • 動物が好きな子供
  • 想像力を育む絵本を探している親御さん
  • ロングセラーの名作絵本を探している方

本記事の執筆者

執筆者

絵本選びに困っている方!

このブログでは、1000冊以上絵本を読んだ私がひと目でわかる絵本チャートを使って絵本を紹介しています。

きりん

実際に私が読んで感じた、絵本の特徴を見える化したものが「ひと目でわかる絵本チャート」です。

気になる絵本は、どんどんチェックしてみてください。

「もりのなか」はこんな絵本

タイトルもりのなか
文・絵マリー・ホール・エッツ
まさき るりこ
出版社福音館書店
発行日1963年12月20日
ページ数40ページ
税込価格1,100円
きりん

50年以上読み継がれているアメリカの絵本、福音館書店の「世界傑作絵本」に選ばれています。

あらすじ

5秒であらすじ

もりのなかのあらすじを、ザックリ紹介します。

  1. 紙の帽子をかぶり、おもちゃのラッパを持って森に散歩に出かけた、男の子。
  2. 散歩の途中で、ライオンやゾウ、クマなど、いろいろな動物たちと出会います。
  3. かくれんぼを始めると、動物たちはどこかに消え、現れたのはお父さん。
  4. みんなはどこへいってしまったのでしょうか……。
きりん

紙の帽子とラッパを持って森に出かけた男の子が、いろいろな動物たちと出会ってお散歩する物語です。

ひと目でわかる絵本チャート

ひと目でわかる絵本チャート

実際に読んでみて感じたもりのなかの特徴を、以下のレーダーチャートで紹介します。

もりのなかレーダーチャート

評価軸(5段階)
メッセージ性:価値観、行動規範を表現
読みやすさ :文字量、物語、リズム
学べる度  :知識、情報を教えてくれる
心温まる度 :優しさ、温かみ、感動がある
ユーモア度 :笑い、驚き、楽しさがある

心温まる度 4/5点

心温まる度

男の子が動物たちと遊ぶ夢のような「子供目線の世界観」に、ほっこり共感できる絵本です。

現実と非現実を混ぜこぜにして遊ぶ、子供らしさを感じる遊びが描かれた絵本です。

きりん

子供はこの物語に共感や憧れを持ち、大人は子供の世界観に寄り添うきっかけを作る。

子供も大人も、楽しめる絵本です。

「ほっこり共感できる絵本」をお探しであれば、以下をご覧ください。

【おすすめ絵本】

  • だるまちゃんとてんぐちゃん
    友だちのものを欲しがるだるまちゃんが、自分で工夫して楽しく遊ぶことを学ぶ物語
  • いそがしいよる
    星空の下で寝ようとしたばばばあちゃんが、夜な夜な家中のものを庭に運び出す物語です。

対象年齢

対象年齢

実際に読んでみて感じた、もりのなかの対象年齢は3歳以上

対象年齢3歳以上
文字量適度
物語の内容わかりやすい
文章のリズム良い

文字量は適度(かやや多い)、テンポ良くシンプルな物語が進む、読みやすい絵本です。

きりん

3歳前半から楽しめる絵本です。

こんな方におすすめ!

どんな人向け?

もりのなかがどんな人におすすめか、「特におすすめ!」「おすすめ!」の2段階に分けて紹介してきます。

きりん

関連した絵本も紹介しているので、気になる方は是非そちらも見てみて下さい。

目的別おすすめ度

親子で楽しめる絵本を探している
動物が好き
想像力を育む絵本を探している
ロングセラーの名作絵本を探している

特におすすめ!

おすすめ度5

親子で楽しめる絵本を探している親御さん!
森の中で動物たちと遊ぶ、男の子の夢のような体験が描かれていますj。
また、そんな子供の心に寄り添い、受け入れる親の姿も描かれています。
親子の絆を深め、コミュニケーションを促することができる絵本です。

おすすめ!

おすすめ度4

動物が好きな子供!
動物が好きな子供、動物と遊んでみたいと思っている子供は、自分の心にある世界を楽しむことができると思います。

【関連する絵本】
ふゆじたくのおみせ
つきよのおんがくかい

想像力を育む絵本を探している親御さん!
森の中で動物たちと出会って遊ぶ、夢と想像が広がる男の子の体験が描かれた絵本です。

【関連する絵本】
きょだいなきょだいな
めっきらもっきらどおんどん

ロングセラーの名作絵本を探している方
この絵本は、1963年に初版が出てから50年以上も愛され続けている名作絵本です。

【関連する絵本】
てぶくろ
だるまちゃんとてんぐちゃん

こんな方は別の絵本を!

別の絵本がいいかも

以下の方は、ここで紹介するおすすめの絵本を読んでみて下さい。

色彩豊かな絵本を探している方!
モノクロで描かれ、余白を想像して楽しむことができる絵本です。
そのため、色彩豊かな視覚的に楽しめる絵本を探している方にはおすすめできません。
そんな方は、以下の絵本がおすすめです。

【おすすめする絵本】
きょだいなきょだいな
そらまめくんのベッド

きりん

期待を裏切られる前の、転ばぬ先の杖です。

この絵本の魅力

この絵本の魅力

実際に読んでみて感じた、もりのなかの魅力を以下に紹介します。

もりのなかの魅力

モノクロの絵が持つ独特の雰囲気

動物たちの個性的な姿や仕草

モノクロの絵が持つ独特の雰囲気

色彩がない分、絵の中の細かい線や模様が際立ちます。

森の奥は真っ暗で、森が持つ怖さと魅力が感じられます。

また、モノクロの絵は、子供の想像力を刺激します。

動物たちはどんな色をしているのだろうか、この食べ物はどんな色なんだろうか。

きりん

「モノクロの絵」ならではの刺激が得られる絵本です。

動物たちの個性的な姿や仕草

髪をとかす、ライオン。

セーターに着替える、ゾウ。

ジャムとピーナッツを持つ、クマ。

動物たちは人間のように身支度をしますが、動物らしい表情や動きも描かれています。

きりん

何もしゃべらずに男の子のそばに寄り添うウサギは、物語に不思議なリアリティを与えています。

この絵本の ねらい

この絵本で何が伝わるか

実際に読んでみて感じた、もりのなかで子供にどんなことを伝えるかは、これ!

夢や想像は、楽しい冒険の始まり

男の子には「動物たちと友だちになりたい」という、夢があったのかもしれません。

森の中で動物たちと出会って遊ぶことは、男の子にとって夢のような体験でした。

夢や想像を使って、現実と非現実を自由に行き来することができるのは、子供の特技です。

子どもは自分の心にある夢や想像力をもとに、世界を創造できます。

そうした体験は、子どもの成長に欠かせません。

きりん

この絵本は、子供の想像を刺激してくれる力を持っています。

この絵本を読んだ感想

読んでみての感想

愉快で賑やかな動物たちに紛れる、一匹の普通のうさぎが印象的でした。

このうさぎは、男の子と一緒に森を探検したり、かくれんぼをしたりしますが、ひとことも発せずにただ寄り添っています。

おそらくこのうさぎだけは、現実なのでしょう。

現実と非現実が融合された描写が、巧みです。

まとめ

記事のまとめ

今回は、もりのなかという絵本を紹介いたしました。

Amazonや楽天などのオンラインショップで購入できますので、ぜひチェックしてみてください。

もりのなかレーダーチャート
タイトルもりのなか
文・絵マリー・ホール・エッツ
まさき るりこ
出版社福音館書店
発行日1963年12月20日
ページ数40ページ
税込価格1,100円

紙の帽子とラッパを持って森に出かけた男の子が、いろいろな動物たちと出会ってお散歩する物語です。

【対象年齢】
3歳以上

【この絵本はこんな方におすすめ】

  • 親子で楽しめる絵本を探している親御さん
  • 動物が好きな子供
  • 想像力を育む絵本を探している親御さん
  • ロングセラーの名作絵本を探している方
福音館書店の名作絵本3歳向け
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