からすのパンやさん【あらすじ、対象年齢、伝えたいこと（ねらい）をチャートでレビュー】

今回紹介する絵本は、偕成社の絵本「からすのパンやさん」です。

あらすじ、対象年齢、伝えたいこと（ねらい）などをレビューしています。

読み聞かせ絵本探しの参考に、最後までご覧になってください。

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からすのパンやさん

本記事の執筆者

「からすのパンやさん」はこんな絵本

タイトル	からすのパンやさん
作・絵	かこさとし
出版社	偕成社
発行日	1973年9月
ページ数	32ページ
税込価格	1,100円

あらすじ

からすのパンやさんのあらすじを、ザックリ紹介します。

ひと目でわかる絵本チャート

実際に読んでみて感じたからすのパンやさんの特徴を、以下のレーダーチャートで紹介します。

心温まる度　5/5点

家族の愛情や協力が感じられる、心温まる絵本です。

貧乏でも明るく楽しく暮らすからすの一家が、子供たちの意見を取り入れて、お店が大繁盛する様子が描かれています。

「家族の愛情や協力が感じられる絵本」をお探しであれば、以下をご覧ください。

ユーモア度　4/5点

ドタバタ劇を楽しみながら、読める絵本です。

１羽の勘違いが次々に新しい勘違いを呼んで、森中のカラスたちがパン屋さんに押し寄せる様子が描かれています。

「ドタバタ劇を楽しむ絵本」をお探しであれば、以下をご覧ください。

対象年齢

この絵本は何歳向けか。

実際に読んでみて感じた、からすのパンやさんの対象年齢は4歳以上。

対象年齢	4歳以上
文字量	やや多い
物語の内容	適度
文章のリズム	良い

文字量が多いですが、文章のリズムが良く、思ったほどボリューム感を感じない絵本です。

こんな方におすすめ！

からすのパンやさんがどんな人におすすめか、「特におすすめ！」「おすすめ！」の2段階に分けて紹介してきます。

目的別おすすめ度

家族の絆を大切にしたい
創造力や想像力を育む絵本を探している
かこさとしさんの絵本を探している
世代を超えて読み継がれる名作絵本を探している

特におすすめ！

おすすめ！

こんな方は別の絵本を！

以下の方は、ここで紹介するおすすめの絵本を読んでみて下さい。

この絵本の魅力

実際に読んでみて感じた、からすのパンやさんの魅力を以下に紹介します。

ユニークなパンの数々

この絵本では、80種類以上のユニークなパンが登場します。

みかんパン、たいこパン、くじらパン、ヨットパン……。

見開き１ページ、すべてがパンで埋め尽くされています。

子供たちの発想や遊び心が反映されたパンは、見ているだけで楽しくなります。

にぎやかな、からすの一家

4羽の子供（オモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃん）を育てながら、パンやさんを営む、カラスの一家。

仕事に子育てに大変な中でも、明るく楽しく家族で力を合わせて困難を乗り越える様子が描かれています。

彼らの表情は豊かで、物語により深く入り込むことができます。

この絵本の ねらい

実際に読んでみて感じた、からすのパンやさんで子供にどんなことを伝えるかは、これ！

貧乏でも明るく暮らすからすの一家は、子供たちの意見を取り入れて「ユニークなパンを作る」という新しいチャレンジに取り組む姿が描かれています。

そうして作られた子供たちの遊び心や発想力が反映されたパンは、お客さんに喜ばれ、お店は大繁盛。

家族の絆が、困難を乗り越える力になることを感じ取れます。

この絵本は、家族の絆を大切にしたいと思わせてくれる絵本です。

この絵本を読んだ感想

たくさん描かれた、ユニークなパンの数々。

カラス一家の、温かい日常。

コミカルに描かれた、ドタバタ劇。

楽しめる要素が、これでもかとたくさん詰まっていることに、改めて驚きました。

4歳になったら、迷わず読んで欲しい絵本です。

まとめ

今回は、からすのパンやさんという絵本を紹介いたしました。

Amazonや楽天などのオンラインショップで購入できますので、ぜひチェックしてみてください。

タイトル	からすのパンやさん
作・絵	かこさとし
出版社	偕成社
発行日	1973年9月
ページ数	32ページ
税込価格	1,100円