今回紹介する絵本は、偕成社の絵本「おたまじゃくしの101ちゃん」です。
あらすじ、対象年齢、伝えたいこと(ねらい)などをレビューしています。
読み聞かせ絵本探しの参考に、最後までご覧になってください。
おたまじゃくしの101ちゃん
あ
- 親子愛を感じる絵本を探している
- ロングセラーの名作絵本を探している
- 絵本が苦手な子供でも楽しめる絵本を探している
本記事の執筆者
絵本選びに困っている方!
このブログでは、1000冊以上絵本を読んだ私がひと目でわかる絵本チャートを使って絵本を紹介しています。
実際に私が読んで感じた、絵本の特徴を見える化したものが「ひと目でわかる絵本チャート」です。
気になる絵本は、どんどんチェックしてみてください。
「おたまじゃくしの101ちゃん」はこんな絵本
あ
タイトル | おたまじゃくしの101ちゃん |
作・絵 | かこさとし |
出版社 | 偕成社 |
発行日 | 1973年7月 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 1,100円 |
あらすじ
おたまじゃくしの101ちゃんのあらすじを、ザックリ紹介します。
- お母さんと101匹のおたまじゃくしは、ある日、遠足に出かけます。
- しかし、途中で101ちゃんが迷子に。
- お母さんが101ちゃんを探しますが、危険な生き物に襲われてしまいます。
- 倒れたお母さんを見て、101匹のおたまじゃくしが大泣きすると……。
101匹のおたまじゃくしの兄弟とお母さんが、沼での危険な冒険を乗り越える物語です。
ひと目でわかる絵本チャート
実際に読んでみて感じたおたまじゃくしの101ちゃんの特徴を、以下のレーダーチャートで紹介します。
評価軸(5段階)
メッセージ性:価値観、行動規範を表現
読みやすさ :文字量、物語、リズム
学べる度 :知識、情報を教えてくれる
心温まる度 :優しさ、温かみ、感動がある
ユーモア度 :笑い、驚き、楽しさがある
心温まる度 4/5点
この絵本は、家族愛がどれだけ大切で、どれだけ幸せで、どれだけ素晴らしいかを感じさせてくれます。
危険を顧みず、迷子になった子供を助ける、お母さん。
危険を顧みず、お母さんを助けるために一致団結する、子供たち。
家族愛が様々な場面で表現されています。
ハラハラしながら、ほっこり温まるお話です。
「家族愛を感じる絵本」をお探しであれば、以下をご覧ください。
【おすすめ絵本】
対象年齢
実際に読んでみて感じた、おたまじゃくしの101ちゃんの対象年齢は4歳以上。
対象年齢 | 4歳以上 |
文字量 | やや多い
|
物語の内容 | 適度
|
文章のリズム | 良い
|
4歳後半ごろから楽しめる絵本です。
こんな方におすすめ!
おたまじゃくしの101ちゃんがどんな人におすすめか、「特におすすめ!」「おすすめ!」の2段階に分けて紹介してきます。
関連した絵本も紹介しているので、気になる方は是非そちらも見てみて下さい。
あ
目的別おすすめ度
親子愛を感じる絵本を探している |
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ロングセラーの名作絵本を探している |
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絵本が苦手な子供でも楽しめる絵本を探している |
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特におすすめ!
親子愛を感じる絵本を探している!
お母さんと101匹のおたまじゃくしの兄弟が、沼での冒険を通して、親子の絆を深める物語です。
かけがえのない存在としてお互いを思う、親子の愛情が温かく感じられる作品です。
おすすめ!
ロングセラーの名作絵本を探している方!
この絵本は、1973年に初版が出てから50年以上も愛され続けている名作絵本です。
絵本が苦手な子供でも楽しめる絵本を探している!
ユーモラスなストーリーに、思わず笑ってしまう。
絵本の得手不得手を問わず、多くの子供たちに愛される絵本です。
【関連する絵本】
「バムとケロ」シリーズ
おまえ うまそうだな
こんな方は別の絵本を!
以下の方は、ここで紹介するおすすめの絵本を読んでみて下さい。
深いメッセージや教訓が得られる絵本を探している方
この絵本は、家族や仲間との絆や自然との調和という、普遍的なテーマを描いていますが、しっかりとしたメッセージ、教訓は感じにくい絵本です。
【おすすめする絵本】
おまえ うまそうだな
そらまめくんのベッド
期待を裏切られる前の、転ばぬ先の杖です。
この絵本の魅力
実際に読んでみて感じた、おたまじゃくしの101ちゃんの魅力を以下に紹介します。
親子の絆
101匹のおたまじゃくしの個性
親子の絆
天敵のタガメやザリガニに襲われても、101ちゃんを見捨てない、お母さん。
お母さんが危険に陥ったとき、一致団結してお母さんを助けに向かう、おたまじゃくしの兄弟たち。
この物語は、親子の絆がどれだけ強くて、どれだけ美しいかを教えてくれます。
「親子愛」を強く感じることができる作品です。
101匹のおたまじゃくしの個性
101匹のおたまじゃくしの兄弟が、それぞれに個性や表情が豊かに描かれています。
喧嘩したり、遊んだり、泣いたり、笑ったり。
自由奔放だけど、いざとなったら一致団結するおたまじゃくしたちは、見ていて飽きません。
自由な101匹を連れての遠足、お母さん大変そうです……。
この絵本の ねらい
実際に読んでみて感じた、おたまじゃくしの101ちゃんで子供にどんなことを伝えるかは、これ!
親子の絆
お母さんと101匹のおたまじゃくしの兄弟が、沼での冒険を通して、親子の絆を深める物語です。
散歩中にはぐれてしまった101ちゃんと、そんな101ちゃんを探しに向かったおかあさん。
天敵のタガメやザリガニに遭遇しながらも、何とか切り抜ける様子が描かれています。
子供を助ける、お母さんの強い愛情。
お母さんを助けるために、一致団結するおたまじゃくしの兄弟たち。
かけがえのない存在としてお互いを思う、親子の愛情が温かく感じられる物語です。
この物語は、親子の絆がどれだけ強くて、どれだけ美しいかを教えてくれます。
この絵本を読んだ感想
おたまじゃくしの兄弟の冒険は、スリルとユーモアが満載で、ハラハラドキドキします。
困難があるからこそ、子供たちが成長し、家族の絆も強まる。
そんな様子が描かれた物語です。
この絵本は、家族や仲間との絆や自然との調和という、普遍的なテーマを描いたステキな作品ではないでしょうか。
まとめ
今回は、おたまじゃくしの101ちゃんという絵本を紹介いたしました。
Amazonやメルカリなどのオンラインショップで購入できますので、ぜひチェックしてみてください。
あ
タイトル | おたまじゃくしの101ちゃん |
作・絵 | かこさとし |
出版社 | 偕成社 |
発行日 | 1973年7月 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 1,100円 |
101匹のおたまじゃくしの兄弟とお母さんが、沼での危険な冒険を乗り越える物語です。
【対象年齢】
4歳以上
【この絵本はこんな方におすすめ】
- 親子愛を感じる絵本を探している
- ロングセラーの名作絵本を探している
- 絵本が苦手な子供でも楽しめる絵本を探している