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シュールで面白い!人気絵本作家「シゲタサヤカ」の絵本まとめ(おすすめTOP3も紹介)

シゲタサヤカ絵本まとめ
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シュールで面白い作品が特徴の絵本作家、シゲタサヤカさん。

シゲタサヤカさんの絵本は、子供だけでなく大人も楽しめるユーモアとセンスが満載。

今回は、シゲタサヤカさんのおすすめ絵本をまとめて紹介します。

人気の高い絵本から隠れた名作まで、様々な絵本をピックアップしました。

きりん

笑って楽しめる絵本を探している方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

本記事の執筆者

執筆者

絵本選びに困っている方!

このブログでは、1000冊以上絵本を読んだ私がひと目でわかる絵本チャートを使って絵本を紹介しています。

きりん

実際に私が読んで感じた、絵本の特徴を見える化したものが「ひと目でわかる絵本チャート」です。

気になる絵本は、どんどんチェックしてみてください。

シゲタサヤカさんはどんな絵本作家?

1979年 神奈川県生まれ/群馬県育ち

短大卒業後、印刷会社勤務を経てパレットクラブスクールへ

2009年「まないたにりょうりをあげないこと」で絵本作家デビュー

使用画材:主にアクリルガッシュ たまに色鉛筆

シゲタサヤカ公式ブログ|アカモチ工場(https://akamochi.net/)

講談社絵本新人賞を3年連続受賞(2006~2008年)、MOE絵本屋さん大賞を多数入賞など、数多くの受賞歴がある新進気鋭の絵本作家さんです。

独特でシュールな世界観で描かれる作品は、どれをとっても驚きと笑いで溢れています。

子供だけでなく、大人もついつい読みたくなってしまう魅力があります。

神奈川県出身ということから、遊んで学べる 神奈川県民ジモトかるたがグッズとして売られています。

シゲタサヤカ絵本の魅力

この絵本の魅力

変わったものを題材にした斬新な発想と、予想もつかない独創的でシュールな展開が魅力的なシゲタサヤカ絵本。

その魅力を、ざっくり3点にまとめました。

シゲタサヤカ絵本の魅力

独創的なキャラクター
まな板、わりばし、オニ、カッパ……。
登場するキャラクターは、人間だけでなく、身近な道具など様々です。

予想外で笑える展開
えっ?まさか!なんで?
ユニークでシュールで予想不能な展開に、驚き、笑えます。

白目のキャラクター
キャラクターは、全員「白目」。
無表情そうに見えて、感情豊かなそのギャップが、笑いや愛くるしさを際立たせています。

シゲタサヤカ絵本まとめ

シゲタサヤカさんの絵本を、発行日順に紹介していきます。

きりん

記事の最後に「おすすめランキングTOP3」を紹介していますので、速く知りたい方はジャンプしてください。

シゲタサヤカ絵本の一覧 スクロール
作品
まないたに
りょうりをあげないこと


りょうりをしては
いけないなべ

コックのぼうしは
しっている

キャベツが
たべたいのです

オニじゃないよ
おにぎりだよ

おいしいぼうし

わりばしワーリー
もういいよ

いくらなんでも
いくらくん

カッパもやっぱり
きゅうりでしょ

たべものやさん
しりとりたい
かいかいさいします

ラッキーカレー

カレーはあとの
おたのしみ
作・絵シゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカ
出版社講談社講談社講談社教育画劇えほんの杜教育画劇鈴木出版イースト・プレス講談社鈴木出版小学館えほんの杜
発行日2009年8月26日2010年8月11日2011年5月26日2011年5月2012年1月2013年4月26日2013年7月2013年11月17日2014年10月31日2019年3月6日2022年11月18日2022年11月25日
あらすじ食べ物に目がないまな板が、コックからもらった料理で太りすぎて大問題になる物語嫌いな料理を吐き出す「わがままな鍋」が、自分勝手な態度がたたって使ってもらえなくなってしまうお話レストランで働く嘘つきコックと、その嘘を頭の上で見ている「しゃべる帽子」とのやりとりを描いた物語花のミツに飽きたチョウチョたちが、キャベツの味を求めて八百屋さんにやってくる物語おにぎり好きのオニが、不味いおにぎりしか知らない人間に美味しいおにぎりを食べさせようとする物語家の前で拾ったあま~いぼうしを食べてしまった、おじいさんとおばあさんのドタバタ物語割り箸のワーリーが、自分の居場所を探してラーメン屋を出て様々な食卓を巡るお話何でも作り出してしまう不思議なイクラ君と、そんなイクラ君に甘えるお殿様の物語キュウリ好きなカッパが、キュウリの様な生き物を食べようとするも、まさかの展開が待ち受けている物語お店対抗のしりとり大会に出場する、商店街の食べ物たちのお話食べられずに済んだラッキーなカレーと、カレー屋の店長が繰り広げる奇妙でユーモラスな物語カレーに魅了されカミナリたちが、カレーのお店でお預けを食らい続けてしまう奇妙な物語

まないたにりょうりをあげないこと

作品名まないたにりょうりをあげないこと
作・絵シゲタサヤカ
出版社講談社
発行日2009年8月26日
ページ数36ページ
税込価格1,540円
対象年齢3歳以上
絵本
チャート
まないたにりょうりをあげないことレーダーチャート

「レストランシリーズ」1作目となる絵本です。

あらすじ

まないたにりょうりをあげないことは、食べ物に目がないまな板が、コックからもらった料理で太りすぎて大問題になる物語です。

  1. 街で1番人気のレストランで働くコックは、ある日、まな板がエビを食べる瞬間を目にします。
  2. 食べ物に興味津々なまな板は、今度は料理を食べてみたいと、ねだり始めます。
  3. コックは、まな板にこっそり料理をあげます。
  4. しかし、まな板はだんだん太ってしまって……。
おすすめポイント

料理を食べるまな板 × 優しすぎるコック

まな板からのお願いを聞き、仕事に追われながらも、ぬかりなくまな板に料理をあげる優しすぎるコック様子がおかしくてたまりません。

踏み台に乗らないと使えないほど、大きく太ったまな板は、爆笑ものです。

きりん

コックとまな板の関係が微笑ましい、ほっこり爆笑できる絵本です。

【レビュー】まないたにりょうりをあげないこと

りょうりをしてはいけないなべ

作品名りょうりをしてはいけないなべ
作・絵シゲタサヤカ
出版社講談社
発行日2010年8月11日
ページ数36ページ
税込価格1,540円
対象年齢3歳以上
絵本
チャート
りょうりをしてはいけないなべレーダーチャート

「レストランシリーズ」2作目となる絵本です。

あらすじ

りょうりをしてはいけないなべは、嫌いな料理を吐き出す「わがままな鍋」が、自分勝手な態度がたたって使ってもらえなくなってしまうお話です。

  1. 街で1番人気のレストランで働くコックが、新しい鍋を買ってきました。
  2. しかし、その鍋は嫌いな料理を吐き出す「わがままな鍋」。
  3. 怒った料理長に使用禁止を言い渡された鍋は、日に日に寂しくなります。
  4. そんな時、全ての鍋を使っても足りないほどの大量の注文が入ります……。
おすすめポイント

わがまま鍋 × 振り回されるコック

嫌いな材料を吐き出したり、料理中に笑って中の料理を吐き出したり。

そんな自分勝手で偏食家な「わがまま鍋」に振り回され悪戦苦闘する、真面目なコックたちが面白おかしく描かれています。

きりん

わがままへの手痛いしっぺ返しも描かれていて、教育的要素も期待できる絵本です。

【レビュー】りょうりをしてはいけないなべ

コックのぼうしはしっている

作品名コックのぼうしはしっている
作・絵シゲタサヤカ
出版社講談社
発行日2011年5月26日
ページ数32ページ
税込価格1,540円
対象年齢3歳以上
絵本
チャート
コックのぼうしはしっているレーダーチャート

「レストランシリーズ」3作目となる絵本です。

あらすじ

コックのぼうしはしっているは、レストランで働く嘘つきコックと、その嘘を頭の上で見ている「しゃべる帽子」とのやりとりを描いた物語です。

  1. 街で1番人気のレストランで働くコック。
  2. コックは「風邪を引いた」と嘘をついて、仕事をサボりますが、どこからか声が。
  3. 「あたしゃ、この目で見ていたよ!!」
  4. なんと、コックが被っていたぼうしは、正義感の強い喋るぼうしでした……。
おすすめポイント

嘘つきコック × 喋る帽子

仕事をサボるために平気で嘘を重ねるコックに対して、その嘘を知っている帽子がどのように嘘を暴くのか……。

ドキドキしながら、展開を楽しめる絵本です。

きりん

嘘が良くないことを、物語を楽しみながら教えてくれる絵本です。

【レビュー】コックのぼうしはしっている

キャベツがたべたいのです

作品名キャベツがたべたいのです
作・絵シゲタサヤカ
出版社教育画劇
発行日2011年5月
ページ数32ページ
税込価格1,430円
対象年齢3歳以上
絵本
チャート
キャベツがたべたいのですレーダーチャート

あらすじ

キャベツがたべたいのですは、花のミツに飽きたチョウチョたちが、キャベツの味を求めて八百屋さんにやってくる物語です。

  1. 「あの味が忘れられない!」と、キャベツを求めて八百屋さんへ向かうチョウチョたち。
  2. 八百屋さんがキャベツジュースを振舞うも、チョウチョたちは満足しません。
  3. 「ぼくたち、キャベツが食べたいのです!」
  4. そこで、八百屋さんは……。
おすすめポイント

キャベツの味が忘れられないチョウチョ

青虫のころは当たり前のように食べていた、キャベツ。

花の蜜しか吸えない口になってしまったチョウチョが、昔懐かしい「キャベツ」への欲求を満たそうとする様子が面白い絵本です。

きりん

八百屋さんのまさかの解決策に、驚きを隠せません……。

【レビュー】キャベツがたべたいのです

オニじゃないよおにぎりだよ

作品名オニじゃないよおにぎりだよ
作・絵シゲタサヤカ
出版社えほんの杜
発行日 2012年1月
ページ数32ページ
税込価格1,628円
対象年齢4歳以上
絵本
チャート
オニじゃないよおにぎりだよレーダーチャート

あらすじ

オニじゃないよおにぎりだよは、おにぎり好きのオニが、不味いおにぎりしか知らない人間に美味しいおにぎりを食べさせようとする物語です。

  1. 山で暮らすおにぎり好きのオニたちは、ある日、人間が落としたおにぎりを拾って食べます。
  2. あまりの不味さに可哀そうに思ったオニたちは、美味しいおにぎりを作って人間の町へ。
  3. しかし、人間たちはオニが怖くて逃げてしまいます。
  4. オニたちは、どうやって人間たちにおにぎりを食べさせるのか……。
おすすめポイント

おにぎりに真剣なオニ

「人間たちは、こんな不味いおにぎりを食べているのか!」

人間が落としてから時間がたち、ボソボソになったおにぎりを食べたことから始まる、盛大な勘違いが面白い絵本です。

真面目なんだけど、少しズレているオニたちの頑張りが健気で何とも愛くるしい。

きりん

面白おかしくも一生懸命なオニの姿に、最後は感動できます。

【レビュー】オニじゃないよおにぎりだよ

おいしいぼうし

作品名おいしいぼうし
作・絵シゲタサヤカ
出版社教育画劇
発行日2013年4月26日
ページ数32ページ
税込価格1,210円
対象年齢4歳以上
絵本
チャート
おいしいぼうしレーダーチャート

あらすじ

おいしいぼうしは、家の前で拾ったあま~い帽子を食べてしまった、おじいさんとおばあさんのドタバタ物語です。

  1. おじいさんとおばあさんは、「ペトペトしてて丸くて、うっすら透けている不思議なもの」を見つけます。
  2. 恐る恐るなめてみると、あまりのおいしさに、ほとんど食べてしまいました。
  3. その夜、巨大な黄色い生き物がやってきます。
  4. その生き物は、ぼうしをなくしたといって泣き出し……。
おすすめポイント

てんやわんやのドタバタ劇

食べてしまった帽子の代わりになるものを、家中から引っ張り出す、おじいさんとおばあさん。

その間にも、巨大な黄色い生き物の悲しみボルテージは上昇……。

一生懸命バタバタする2人の様子が、面白おかしい。

きりん

一度は食べたことが「ある食べ物」をテーマに、独創的な展開を見せる絵本です。

【レビュー】おいしいぼうし

わりばしワーリーもういいよ

作品名わりばしワーリーもういいよ
作・絵シゲタサヤカ
出版社鈴木出版
発行日2013年7月
ページ数24ページ
税込価格1,430円
対象年齢3歳以上
絵本
チャート
わりばしワーリーもういいよレーダーチャート

あらすじ

わりばしワーリーもういいよは、割り箸のワーリーが、自分の居場所を探してラーメン屋を出て様々な食卓を巡るお話です。

  1. ラーメン屋のテーブルに置かれた、割り箸のワーリー。
  2. 誰かに使われるのを待ちきれず、ラーメン屋を飛び出します。
  3. しかし、どんな食卓でも、割り箸はいらないと言われてしまいます。
  4. そんなワーリーが、最後に向かったのは……。
おすすめポイント

割り箸目線の世界

「ぼくをつかってよ!」

普段何気なく手に取る割り箸が、自分の使命を果たすために奮闘

割り箸の世界ならではの、独特な価値観が新鮮で楽しい絵本です。

きりん

割り箸というありふれたものに命や感情を吹き込んだ、シゲタサヤカさんの発想は天才的。

【レビュー】わりばしワーリーもういいよ

いくらなんでもいくらくん

作品名いくらなんでもいくらくん
作・絵シゲタサヤカ
出版社イースト・プレス
発行日2013年11月17日
ページ数33ページ
税込価格1,430円
対象年齢5歳以上
絵本
チャート
いくらなんでもいくらくんレーダーチャート

あらすじ

いくらなんでもいくらくんは、何でも作り出してしまう不思議なイクラ君と、そんなイクラ君に甘えるお殿様の物語です。

  1. 街にできた「なんでも屋」を営む、イクラのお寿司のイクラ君。
  2. 頭のイクラを使って、お殿様の欲しいものをなんでも作り出してしまいます。
  3. そんなイクラ君に甘えすぎて、お殿様はイクラ君なしでは生活できなくなってしまいます。
  4. ところが夏になって暑くなると、イクラ君の元気がなくなってしまい……。
おすすめポイント

何でも作り上げるイクラ君

ブドウ、桜の木、お団子、鯉、温泉……。

頭に乗ったイクラを使ってお殿様の欲しいものをなんでも作り出す、イクラ君。

奇妙さとユーモアが絶妙な世界観の絵本です。

きりん

最後には、とんでもないものを作り上げてしまいます……。

【レビュー】いくらなんでもいくらくん

カッパもやっぱりきゅうりでしょ

作品名カッパもやっぱりキュウリでしょ?
作・絵シゲタサヤカ
出版社講談社
発行日2014年10月31日
ページ数36ページ
税込価格1,540円
対象年齢4歳以上
絵本
チャート
カッパもやっぱりキュウリでしょ?レーダーチャート

あらすじ

カッパもやっぱりキュウリでしょ?は、キュウリ好きなカッパが、キュウリの様な生き物を食べようとするも、まさかの展開が待ち受けている物語です。

  1. キュウリが大好きなカッパは、ある日、キュウリの様な生き物と出会います。
  2. カッパは、その生き物を食べようとしますが、どうやら体調が悪そう。
  3. 元気で美味いキュウリを食べるために、その生き物を看病をすることに。
  4. しかし、日に日にその生き物の顔色が……。
おすすめポイント

”笑”撃的な結末

キュウリの輪切りに似た謎の生き物を食べようとする、カッパ。

しかし、その生き物、実は……!!

驚きとともに、大いに笑わせてくれるオチが楽しい絵本です。

きりん

物語が進むにつれて高まる「違和感」を、楽しめるます。

【レビュー】カッパもやっぱりキュウリでしょ?

たべものやさん しりとりたい かいかいさいします

作品名たべものやさん しりとりたいかい かいさいします
作・絵シゲタサヤカ
出版社鈴木出版
発行日2019年3月6日
ページ数32ページ
税込価格1,430円
対象年齢3歳以上
絵本
チャート
たべものやさん しりとりたいかい かいさいしますレーダーチャート

あらすじ

たべものやさん しりとりたいかい かいさいしますは、お店対抗の「しりとり大会」に出場する、商店街の食べ物たちのお話です。

  1. 店街で「しりとり大会」が開かれることになり、食べ物屋さんに案内状が届きます。
  2. 優勝チームには、なんでも欲しいものをプレゼント。
  3. しかし、途中で思わぬトラブル発生。
  4. 優勝はどのチームになるのか?欲しいものは何なのか?
おすすめポイント

物語で楽しむ「しりとり」

楽しいしりとり大会の始まりだ……と、思いきや。

「しりとり」のルールが容赦なく食べ物たちに襲い掛かり、早々に大変な事態に。

ユニークな物語を楽しみながら、「しりとり」を楽しめる魅力があります。

きりん

言葉遊びを楽しむハードルを、大きく下げてくれる絵本です。

【レビュー】たべものやさん しりとりたいかい かいさいします

ラッキーカレー

作品名ラッキーカレー
作・絵シゲタサヤカ
出版社小学館
発行日2022年11月18日
ページ数40ページ
税込価格1,540円
対象年齢4歳以上
絵本
チャート
ラッキーカレーレーダーチャート

あらすじ

ラッキーカレーは、食べられずに済んだラッキーなカレーと、カレー屋の店長が繰り広げる奇妙でユーモラスな物語です。

  1. カレー屋の仕事が終わり、お腹が空いたペコペコさんはカレーを食べることに。
  2. 食べようと席に着くと、お皿に盛りつけたはずのカレーがない!
  3. 慌てて窓を見てみると、「食べられたくない!」と逃げるカレーの姿が。
  4. 見逃してくれたお礼に、カレーはペコペコさんにカレーを作ることに……。
おすすめポイント

予想外の展開

食べられたくない!と、ペコペコさんのお皿から逃げ出すカレー

しかもそのカレーは、カレー作りの名人

そんなカレーと出会ったことで、ペコペコさんのカレー屋さんは大繁盛

予想外すぎる展開がクセになる絵本です。

きりん

2019年にマクドナルドのハッピーセットのおまけとして配布された作品を、再構成して書籍化した絵本です。

【レビュー】ラッキーカレー

カレーはあとのおたのしみ

作品名カレーはあとのおたのしみ
作・絵シゲタサヤカ
出版社えほんの杜
発行日2022年11月25日
ページ数32ページ
税込価格1,694円
対象年齢4歳以上
絵本
チャート
カレーはあとのおたのしみレーダーチャート

ラッキーカレーの続編となる絵本です。

あらすじ

カレーはあとのおたのしみは、カレーに魅了されカミナリたちが、カレーのお店でお預けを食らい続けてしまう奇妙な物語です。

  1. ある日、雲の上のカミナリたちは、カレーのお店のチラシを拾います。
  2. おいしそうな絵と匂いに我慢できなくなったカミナリたちは、カレーを食べに地上へ。
  3. しかし、お店でカレーを注文するも、出されるのはカレー以外の料理ばかり。
  4. いつまでたってもカレーが出てこない……。
おすすめポイント

カレーに隠された「秘密」

カレーを頼んだのに、出てくるのはハンバーグやとんかつ、ソーセージ。

怒ったカミナリたちに告げられた、カレーに隠された秘密とは……。

「えっ」となる展開が素晴らしい、独創的な絵本です。

きりん

カレーの秘密を知ったあとの、カミナリたちが面白い。

【レビュー】カレーはあとのおたのしみ

迷ったらコレ! シゲタサヤカ絵本 おすすめTOP3

ランキングTOP3

本記事で紹介したシゲタサヤカ絵本の中で、どれがおすすめなのか。

絵本の虫きりんが厳選した「シゲタサヤカ絵本ランキング」を、トップ3までご紹介します。

第1位|まないたにりょうりをあげないこと

シゲタサヤカさんのデビュー作となる作品で、レストランシリーズとして3作品続けて楽しめるのが魅力です。

シュールで面白い「シゲタサヤカワールド」を存分に堪能できます。

シゲタサヤカ絵本に触れたことがない方は、まず読んでいただきたい1冊です。

【レビュー】まないたにりょうりをあげないこと

第2位|オニじゃないよおにぎりだよ

シゲタサヤカ絵本の中で圧倒的人気No.1の絵本です。

一生懸命だけど少しズレたオニたちの頑張りに笑えて、最後にはほっこり感動

とても明るい気持ちになれる、素敵な作品です。

【レビュー】オニじゃないよおにぎりだよ

第3位|キャベツがたべたいので

「キャベツが食べたいチョウチョ」という独創的な設定もさることながら、シゲタサヤカ絵本の中で最も予想外の展開を見せる作品です。

一度読んだら忘れられない、衝撃的で笑える絵本です。

【レビュー】キャベツがたべたいのです

シゲタサヤカワールドをもっと楽しみたい!

絵本だけじゃ足りない!

もっとシゲタサヤカワールドをたくさん味わいたい!

そんな方におすすめなのが、シゲタサヤカさんの4コマ漫画

講談社えほん通信WEBげんきで、全話公開されています。

気になる方は、是非こちらもチェックしてみて下さい。

ナンセンスな展開で子どもも大人も魅了する!シゲタサヤカの4コマ絵本劇場
食べ物が主人公の、シュールで笑えるお話

シゲタサヤカのクセになる育児4コママンガ「ぼくたちみんなでそだてています!」
育児で使われる「モノ」の目線で描かれた、ユーモア溢れるお話

まとめ

記事のまとめ

今回は、ユーモアあふれる独創的な作家として人気の「シゲタサヤカ」さんの絵本をまとめて紹介いたしました。

ユーモアのある独創的な絵本が好き、笑える絵本が好き、という方にはぴったりの絵本作家さんだとお思います。

まだ読んだことのない方は、是非チェックしてみて下さい。

シゲタサヤカ絵本の一覧 スクロール
作品
まないたに
りょうりをあげないこと


りょうりをしては
いけないなべ

コックのぼうしは
しっている

キャベツが
たべたいのです

オニじゃないよ
おにぎりだよ

おいしいぼうし

わりばしワーリー
もういいよ

いくらなんでも
いくらくん

カッパもやっぱり
きゅうりでしょ

たべものやさん
しりとりたい
かいかいさいします

ラッキーカレー

カレーはあとの
おたのしみ
作・絵シゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカシゲタサヤカ
出版社講談社講談社講談社教育画劇えほんの杜教育画劇鈴木出版イースト・プレス講談社鈴木出版小学館えほんの杜
発行日2009年8月26日2010年8月11日2011年5月26日2011年5月2012年1月2013年4月26日2013年7月2013年11月17日2014年10月31日2019年3月6日2022年11月18日2022年11月25日
あらすじ食べ物に目がないまな板が、コックからもらった料理で太りすぎて大問題になる物語嫌いな料理を吐き出す「わがままな鍋」が、自分勝手な態度がたたって使ってもらえなくなってしまうお話レストランで働く嘘つきコックと、その嘘を頭の上で見ている「しゃべる帽子」とのやりとりを描いた物語花のミツに飽きたチョウチョたちが、キャベツの味を求めて八百屋さんにやってくる物語おにぎり好きのオニが、不味いおにぎりしか知らない人間に美味しいおにぎりを食べさせようとする物語家の前で拾ったあま~いぼうしを食べてしまった、おじいさんとおばあさんのドタバタ物語割り箸のワーリーが、自分の居場所を探してラーメン屋を出て様々な食卓を巡るお話何でも作り出してしまう不思議なイクラ君と、そんなイクラ君に甘えるお殿様の物語キュウリ好きなカッパが、キュウリの様な生き物を食べようとするも、まさかの展開が待ち受けている物語お店対抗のしりとり大会に出場する、商店街の食べ物たちのお話食べられずに済んだラッキーなカレーと、カレー屋の店長が繰り広げる奇妙でユーモラスな物語カレーに魅了されカミナリたちが、カレーのお店でお預けを食らい続けてしまう奇妙な物語
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