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おいしいぼうし【あらすじ、対象年齢、伝えたいこと(ねらい)をチャートでレビュー】

おいしいぼうし
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今回紹介する絵本は、教育画劇の絵本「おいしいぼうし」です。

あらすじ、対象年齢、伝えたいこと(ねらい)などをレビューしています。

読み聞かせ絵本探しの参考に、最後までご覧になってください。

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おいしいぼうし

  • 面白い設定の絵本を探している方
  • シゲタサヤカさんの絵本が好き
  • 絵本が苦手

本記事の執筆者

執筆者

絵本選びに困っている方!

このブログでは、1000冊以上絵本を読んだ私がひと目でわかる絵本チャートを使って絵本を紹介しています。

きりん

実際に私が読んで感じた、絵本の特徴を見える化したものが「ひと目でわかる絵本チャート」です。

気になる絵本は、どんどんチェックしてみてください。

「おいしいぼうし」はこんな絵本

タイトルおいしいぼうし
作・絵シゲタサヤカ
出版社教育画劇
発行日2013年4月26日
ページ数32ページ
税込価格1,210円

あらすじ

5秒であらすじ

おいしいぼうしのあらすじを、ザックリ紹介します。

  1. おじいさんとおばあさんは、「ペトペトしてて丸くて、うっすら透けている不思議なもの」を見つけます。
  2. 恐る恐るなめてみると、あまりのおいしさに、ほとんど食べてしまいました。
  3. その夜、巨大な黄色い生き物がやってきます。
  4. その生き物は、ぼうしをなくしたといって泣き出し……。
きりん

家の前で拾ったあま~いぼうしを食べてしまった、おじいさんとおばあさんのドタバタ物語です。

ひと目でわかる絵本チャート

ひと目でわかる絵本チャート

実際に読んでみて感じたおいしいぼうしの特徴を、以下のレーダーチャートで紹介します。

おいしいぼうしレーダーチャート

評価軸(5段階)
メッセージ性:価値観、行動規範を表現
読みやすさ :文字量、物語、リズム
学べる度  :知識、情報を教えてくれる
心温まる度 :優しさ、温かみ、感動がある
ユーモア度 :笑い、驚き、楽しさがある

メッセージ性 4/5点

メッセージ性

拾ったものは、誰かの大切なものかもしれない」、といったことを伝えることができる絵本です。

おじいさんとおばあさんが、軽い気持ちで、あま~いぼうしを食べてしまったことがきっかけで、大変なことになる様子が描かれています。

きりん

落ちてるものは、もともとは誰かのもの。

ユーモア度 5/5点

ユーモア度

おじいさんとおばあさんのドタバタ劇に、笑える絵本です。

取り返しのつかないことをしてしまった、おじいさんとおばあさん。

家中のぼうしを引っ張り出して、一生懸命にバタバタする姿がなんとも面白おかしい。

きりん

「とんでもないことをしてしまった」感が、伝わってきます。

「ドタバタ劇を楽しむ絵本」をお探しであれば、以下をご覧ください。

【おすすめ絵本】

対象年齢

対象年齢

実際に読んでみて感じた、おいしいぼうしの対象年齢は4歳以上

対象年齢4歳以上
文字量適度
物語の内容適度
文章のリズム良い
きりん

4歳前半からおすすめできる絵本です。

こんな方におすすめ!

どんな人向け?

おいしいぼうしがどんな人におすすめか、「特におすすめ!」「おすすめ!」の2段階に分けて紹介してきます。

きりん

関連した絵本も紹介しているので、気になる方は是非そちらも見てみて下さい。

目的別おすすめ度

面白い設定の絵本を探している方
シゲタサヤカさんの絵本が好き
絵本が苦手

特におすすめ!

おすすめ度5

面白い設定の絵本を探している
子供が大好きなあの食べ物が、シゲタサヤカさんの独創的な設定で面白おかしいキャラクターとして登場。
子どもだけでなく大人も楽しめるユーモア溢れる作品です。

おすすめ!

おすすめ度4

シゲタサヤカさんの絵本が好きな方!
独創的でユーモラスなお話が魅力的な「シゲタサヤカ」さん。
笑える絵本を探している方に、特におすすめできる絵本作家です。

【関連する絵本】
シュールで面白い!人気絵本作家「シゲタサヤカ」の絵本まとめ(おすすめTOP3も紹介)

絵本が苦手な方!
簡潔な文章で、テンポよく物語が進んでいきます。
絵本が苦手な方でも、笑いながら気軽に楽しむことができる作品です。

【関連する絵本】
いちにちじごく
つきよのおんがくかい

こんな方は別の絵本を!

別の絵本がいいかも

以下の方は、ここで紹介するおすすめの絵本を読んでみて下さい。

絵本選びで失敗したくない……
独創的で笑えるお話が特徴の絵本ですが、好き嫌いが大きく分かれる絵本でもあります。
絵本選びで失敗したくない方は、長く読み継がれてきた以下の絵本を選ぶことをおすすめします。

【おすすめする絵本】
からすのパンやさん
こんとあき

きりん

期待を裏切られる前の、転ばぬ先の杖です。

この絵本の魅力

この絵本の魅力

実際に読んでみて感じた、おいしいぼうしの魅力を以下に紹介します。

おいしいぼうしの魅力

斬新な設定

ドタバタ劇

斬新な設定

ペトペトしてて、丸くて、うっすら透けている、あま~いぼうし

そこに現れた、巨大な黄色い生き物

みんなが一度は食べたことがある食べ物が、シゲタサヤカさんの独創的な設定で面白おかしいキャラクターに。

なんだかわからないこの巨大な黄色い生き物を、予想する楽しさがある絵本です。

きりん

読んだ後、絶対に食べたくなります。

ドタバタ劇

おじいさんとおばあさんは、食べてしまったぼうしの代わりになるものを、家じゅうから引っ張り出す様子が描かれています。

これはどうだ。

これなんか、似合うぞ。

その間にも、ぼうしをなくした巨大な生き物の悲しみボルテージは上昇……。

てんやわんやする様子が、面白おかしい絵本です。

きりん

取り返しのつかないことをしてしまったと、おじいさんとおばあさんが一生懸命バタバタする姿が、何とも愛くるしい。

この絵本の ねらい

この絵本で何が伝わるか

実際に読んでみて感じた、おいしいぼうしで子供にどんなことを伝えるかは、これ!

拾ったものは、誰かの大切なものかもしれない

おじいさんとおばあさんが、軽い気持ちで、あま~いぼうしを食べてしまったことがきっかけで大変なことになる様子が描かれています。

そのぼうしは、巨大な黄色い生き物の、大切なものだったのです。

この物語を通して、人のものを勝手に食べたり、貰ってしまったりしないようにすることの大切さを感じ取れます。

また、自分のものを失くしたり、壊されたりしたときの気持ちを、考えるきっかけになる絵本です。

きりん

落とし物を見つける度に、おいしいぼうし、を思い出す。

この絵本を読んだ感想

読んでみての感想

いったい、どんな展開で物語が進むのか。

全く予想がつかない絵本です。

最初は、おじいさんとおばあさんが、なにやらおいしそうなものを食べているらしいという程度。

しかし、そこに巨大な黄色い生き物が現れたことで、「そういうことか!」と合点。

ワクワク、驚き、笑いなど、読んでいて飽きのこない絵本です。

まとめ

記事のまとめ

今回は、おいしいぼうしという絵本を紹介いたしました。

Amazonや楽天などのオンラインショップで購入できますので、ぜひチェックしてみてください。

おいしいぼうしレーダーチャート
タイトルおいしいぼうし
作・絵シゲタサヤカ
出版社教育画劇
発行日2013年4月26日
ページ数32ページ
税込価格1,210円

家の前で拾ったあま~いぼうしを食べてしまった、おじいさんとおばあさんのドタバタ物語です。

【対象年齢】
4歳以上

【この絵本はこんな方におすすめ】

  • 面白い設定の絵本を探している方
  • シゲタサヤカさんの絵本が好き
  • 絵本が苦手
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