今回紹介する絵本は、教育画劇の絵本「キャベツがたべたいのです」です。
あらすじ、対象年齢、伝えたいこと（ねらい）などをレビューしています。
読み聞かせ絵本探しの参考に、最後までご覧になってください。
シュールで面白い！人気絵本作家「シゲタサヤカ」の絵本まとめ（おすすめTOP3も紹介）
キャベツがたべたいのです
- 面白い展開の絵本を探している方
- シゲタサヤカさんの絵本が好き
- 絵本が苦手
本記事の執筆者
絵本選びに困っている方！
このブログでは、1000冊以上絵本を読んだ私がひと目でわかる絵本チャートを使って絵本を紹介しています。
実際に私が読んで感じた、絵本の特徴を見える化したものが「ひと目でわかる絵本チャート」です。
気になる絵本は、どんどんチェックしてみてください。
「キャベツがたべたいのです」はこんな絵本
| タイトル | キャベツがたべたいのです |
| 作・絵 | シゲタサヤカ |
| 出版社 | 教育画劇 |
| 発行日 | 2011年5月 |
| ページ数 | 32ページ |
| 税込価格 | 1,430円 |
あらすじ
キャベツがたべたいのですのあらすじを、ザックリ紹介します。
- 「あの味が忘れられない！」と、キャベツを求めて八百屋さんへ向かうチョウチョたち。
- 八百屋さんがキャベツジュースを振舞うも、チョウチョたちは満足しません。
- 「ぼくたち、キャベツが食べたいのです！」
- そこで、八百屋さんは……。
花のミツに飽きたチョウチョたちが、キャベツの味を求めて八百屋さんにやってくる物語です。
ひと目でわかる絵本チャート
実際に読んでみて感じたキャベツがたべたいのですの特徴を、以下のレーダーチャートで紹介します。
評価軸（5段階）
メッセージ性：価値観、行動規範を表現
読みやすさ ：文字量、物語、リズム
学べる度 ：知識、情報を教えてくれる
心温まる度 ：優しさ、温かみ、感動がある
ユーモア度 ：笑い、驚き、楽しさがある
ユーモア度 5/5点
斬新な設定と予想外の展開に、驚き楽しめる絵本です。
キャベツが食べたいチョウチョ。
花のミツを吸うために変化してしまった口で、キャベツをどうやって食べるのか。
普通では考えられない展開が楽しめる絵本です。
一度読んだら忘れられない、衝撃的で笑える絵本です。
「予想外を楽しむ絵本」をお探しであれば、以下をご覧ください。
【おすすめ絵本】
- かえるをのんだととさん
腹痛のととさんが、和尚さんの助言でカエルを飲んだら、お腹の中で騒動が起こり、次々にいろいろなものを飲み込む羽目になる不思議な物語 - カッパもやっぱりキュウリでしょ?
キュウリ好きなカッパが、キュウリの様に見える生き物を食べようとするも、まさかの展開が待ち受けている物語
対象年齢
実際に読んでみて感じた、キャベツがたべたいのですの対象年齢は3歳以上。
| 対象年齢 | 3歳以上 |
| 文字量 | やや多い |
| 物語の内容 | 適度 |
| 文章のリズム | 良い |
3歳後半からおすすめできる絵本です。
こんな方におすすめ！
キャベツがたべたいのですがどんな人におすすめか、「特におすすめ！」「おすすめ！」の2段階に分けて紹介してきます。
関連した絵本も紹介しているので、気になる方は是非そちらも見てみて下さい。
目的別おすすめ度
| 面白い展開の絵本を探している方 | |
| シゲタサヤカさんの絵本が好き | |
| 絵本が苦手 | |
特におすすめ！
面白い展開の絵本を探している方！
「キャベツが食べたいチョウチョ」という斬新な設定で、予想外の展開を繰り広げる絵本。
子どもだけでなく大人も楽しめるユーモア溢れる作品です。
おすすめ！
シゲタサヤカさんの絵本が好きな方！
独創的でユーモラスなお話が魅力的な「シゲタサヤカ」さん。
笑える絵本を探している方に、特におすすめできる絵本作家です。
【関連する絵本】
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絵本が苦手な方！
簡潔な文章で、テンポよく物語が進んでいきます。
絵本が苦手な方でも、笑いながら気軽に楽しむことができる作品です。
【関連する絵本】
いちにちじごく
つきよのおんがくかい
こんな方は別の絵本を！
以下の方は、ここで紹介するおすすめの絵本を読んでみて下さい。
絵本選びで失敗したくない……
独創的で笑えるお話が特徴の絵本ですが、好き嫌いが大きく分かれる絵本でもあります。
絵本選びで失敗したくない方は、長く読み継がれてきた以下の絵本を選ぶことをおすすめします。
期待を裏切られる前の、転ばぬ先の杖です。
この絵本の魅力
実際に読んでみて感じた、キャベツがたべたいのですの魅力を以下に紹介します。
斬新な設定
衝撃的な展開
斬新な設定
キャベツが食べたいチョウチョ、という奇抜で斬新な設定。
驚きつつも、納得感を感じるその設定に、この物語の深さを感じます。
何とかして「キャベツが食べたい」という欲求を満たそうとする、チョウチョたちの様子が面白おかしく描かれています。
青虫だったころの、キャベツの味が忘れられないそうです。
衝撃的な展開
花の蜜を吸うための口では、キャベツを食べられない。
キャベツジュースでは、触感に満足できない。
そんなチョウチョたちのわがままに、八百屋さんがまさかの解決策を……！
衝撃的な展開を楽しめる絵本です。
「えっ」と驚く展開です。
この絵本の ねらい
実際に読んでみて感じた、キャベツがたべたいのですで子供にどんなことを伝えるかは、これ！
今しかできないことを、楽しもう
青虫のころは当たり前のように食べていた、キャベツ。
チョウチョになった今は、花の蜜しか吸えない口になり、懐かしさを味わうことすらできない。
そんなチョウチョたちの過去を懐かしむ様子が、描かれています。
子供のころにしか、楽しめないことがある。
だから、今しかできないことを全力で楽しもう！
そんなメッセージを感じ取れる絵本です。
大人にとっては、子供のころの思い出や夢を思い出させてくれます。
この絵本を読んだ感想
初めて読んだときは、笑いすぎて読み聞かせを続けることができませんでした。
そんな親を見て、子供も楽しい絵本なんだなと感じてくれたようで、何度もリピートしました。
親が楽しむことは、子供に絵本を楽しんでもらうために大切なことなんだなと、感じた絵本です。
ぜひ、一緒に笑って楽しんでください。
まとめ
今回は、キャベツがたべたいのですという絵本を紹介いたしました。
Amazonや楽天などのオンラインショップで購入できますので、ぜひチェックしてみてください。
| タイトル | キャベツがたべたいのです |
| 作・絵 | シゲタサヤカ |
| 出版社 | 教育画劇 |
| 発行日 | 2011年5月 |
| ページ数 | 32ページ |
| 税込価格 | 1,430円 |
花のミツに飽きたチョウチョたちが、キャベツの味を求めて八百屋さんにやってくる物語です。
【対象年齢】
3歳以上
【この絵本はこんな方におすすめ】
- 面白い展開の絵本を探している方
- シゲタサヤカさんの絵本が好き
- 絵本が苦手
シュールで面白い！人気絵本作家「シゲタサヤカ」の絵本まとめ（おすすめTOP3も紹介）
