どんぐりむらシリーズは、仕事をテーマにした心温まる物語が特徴の絵本です。
実在するどんぐりがキャラクターになっているので、勉強にもなります。
この記事では、どんぐりむらシリーズのあらすじや魅力を紹介していきます。
おすすめTOP3も厳選して紹介していますので、最後まで読んでいってください。
「お仕事ってなあに?」を教えてくれる絵本を探している方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
可愛いキャラクターでほっこり【なかやみわ絵本まとめ】|シリーズ4作品+α(おすすめTOP3も)
本記事の執筆者
絵本選びに困っている方!
このブログでは、1000冊以上絵本を読んだ私がひと目でわかる絵本チャートを使って絵本を紹介しています。
実際に私が読んで感じた、絵本の特徴を見える化したものが「ひと目でわかる絵本チャート」です。
気になる絵本は、どんどんチェックしてみてください。
どんぐりむらシリーズ 魅力
どんぐりむらで暮らすどんぐりたちが、様々な仕事をして楽しく過ごす様子が描かれた、どんぐりむらシリーズ。
その魅力を、ざっくり3点にまとめました。
「仕事」に触れる
帽子屋さん、パン屋さん、大工さん……。
様々な仕事を通して、仕事に対する誇りや喜びが感じられる絵本です。
「どんぐりの種類」を知る
マテバシイ、クヌギ、コナラ……。
実在するどんぐりたちがキャラクターになっているので、どんぐりの勉強になります。
「温かさ」を感じる
お祭りやイベントなどを開きながら明るく楽しい暮らしを送る、どんぐりたち。
読んでいて心が温かくなる絵本です。
どんぐりむらシリーズ 対象年齢
実際に読んでみて感じた、どんぐりむらシリーズの対象年齢は4歳以上。
対象年齢 | 4歳以上 |
文字量 | やや多い
|
物語の内容 | 適度 |
文章のリズム | 適度
|
4歳前半から楽しめます。
絵本好きの子供であれば、3歳後半ごろから楽しめます。
どんぐりむらシリーズ まとめ
どんぐりむらシリーズの絵本を、発行日順に紹介していきます。
記事の最後に「おすすめランキングTOP3」を紹介していますので、速く知りたい方はジャンプしてください。
作品 | どんぐりむらの ぼうしやさん
| どんぐりむらの ぱんやさん | どんぐりむらの おまわりさん | どんぐりむらの どんぐりえん | どんぐりむらの ほんやさん | どんぐりむらの だいくさん | どんぐりむらの いちねんかん |
作・絵 | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ |
出版社 | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken |
発行日 | 2010年9月2日 | 2011年9月1日 | 2012年9月6日 | 2013年9月5日 | 2014年9月4日 | 2016年9月8日 | 2018年9月13日 |
あらすじ | どんぐり村の売れない帽子屋さんが、自分たちが売る帽子に足りないものを見つける物語 | どんぐり村で大人気のぱん屋さんが、仕事に子育てに奮闘する様子を描いた物語 | どんぐりむらのおまわりさんに憧れる「いっち」の、奮闘を描いた物語 | どんぐり園の子供たちの、楽しい園生活が描かれた物語 | 本の力でどんぐり村の人たちに元気や勇気を届ける、どんぐり書店のお話 | どんぐり村の大工さんがつくるモノが、村の人たちに幸せを運ぶ様子が描かれたお話 | どんぐり村の、楽しくて賑やかな四季折々のイベントを描いたお話 |
テーマ | 仕事 × 楽しさ | 仕事 × 子育て | 仕事 × 憧れ | 仕事 × 身近 | 仕事 × 本 | 仕事 × モノづくり | アフターストーリ― |
どんぐりむらのぼうしやさん
あ
作品名 | どんぐりむらのぼうしやさん |
作・絵 | なかやみわ |
出版社 | Gakken |
発行日 | 2010年9月2日 |
ページ数 | 36ページ |
税込価格 | 1,320円 |
対象年齢 | 4歳以上 |
絵本 チャート |
「どんぐりむらシリーズ」1作目となる絵本です。
あらすじ
どんぐりむらのぼうしやさんは、どんぐり村の売れない帽子屋さんが、自分たちが売る帽子に足りないものを見つける物語です。
- ぽー、ちい、くりんが営む、どんぐり村の帽子屋さん。
- 村ではあまり帽子が売れず、お客さんを求めて街へ。
- ある日、ねずみの家族が同じ帽子をたくさん買ってくれました。
- 不思議に思い、ねずみの家族の後を追ってみると……。
仕事 × 楽しさ
遊ぶように工夫しながら、帽子を作ったり、売ったりする、帽子屋さん。
「自分たちらしい」ぼうしを作る様子は、工作をしているようで楽しそうに描かれていて、仕事を身近なものに感じさせてくれるます。
自分も楽しく働きたい、と思うことがでるような絵本です。
あ
どんぐりむらのぱんやさん
あ
作品名 | どんぐりむらのぱんやさん |
作・絵 | なかやみわ |
出版社 | Gakken |
発行日 | 2011年9月1日 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 1,320円 |
対象年齢 | 4歳以上 |
絵本 チャート |
「どんぐりむらシリーズ」2作目となる絵本です。
あらすじ
どんぐりむらのぱんやさんは、どんぐり村で大人気のぱん屋さんが、仕事に子育てに奮闘する様子を描いた物語です。
- どんぐり村で大人気のぱん屋さんを営む、パパとママ。
- ある日、新しいパンのアイデアが思いつかず、悩んでいました。
- そんなパパとママの様子を見ていた、「こっぺ」と「くっぺ」。
- パパとママを助けるために、夜中にこっそりとパンを作るが……。
仕事 × 子育て
新しいパンのアイデアが、思い浮かばない……。
子供との約束を、守れそうにない……。
子育てと仕事の両立に悩みながら奮闘する、パパとママの様子が描かれています。
共働きの家庭に、元気や勇気を与えてくれる絵本です。
あ
どんぐりむらのおまわりさん
あ
作品名 | どんぐりむらのおまわりさん |
作・絵 | なかやみわ |
出版社 | Gakken |
発行日 | 2012年9月6日 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 1,320円 |
対象年齢 | 4歳以上 |
絵本 チャート |
「どんぐりむらシリーズ」3作目となる絵本です。
あらすじ
どんぐりむらのおまわりさんは、どんぐりむらのおまわりさんに憧れる「いっち」の、奮闘を描いた物語です。
- どんぐりむらのおまわりさんは、パトロールや交通整理など、毎日大忙し。
- ある日、おまわりさんは木から降りられなくなった「いっち」を助けます。
- おまわりさんに憧れを抱いた「いっち」は、こどもおまわりさんとして町をみまわることに。
- ついに、活躍のチャンスが……。
仕事 × 憧れ
「おまわりさんだったら、こうするんじゃないか?」
夢に向かって自分にできる努力をする「いっち」の前向きな姿勢や情熱に、読んでいて刺激をもらえます。
積み重ねの大切さ、を感じ取れる絵本です。
あ
どんぐりむらのどんぐりえん
あ
作品名 | どんぐりむらのどんぐりえん |
作・絵 | なかやみわ |
出版社 | Gakken |
発行日 | 2013年9月5日 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 1,320円 |
対象年齢 | 4歳以上 |
絵本 チャート |
「どんぐりむらシリーズ」4作目となる絵本です。
あらすじ
どんぐりむらのどんぐりえんは、どんぐり園の子供たちの、楽しい園生活が描かれた物語です。
- どんぐり村にある、どんぐり園。
- もうすぐ、年に一度の園行事「おみせやさんまつり」の日。
- 自分たちで考え作ったお店に、家族や村の人たちを招待します。
- その準備に、子供たちも先生たちも大忙し。
仕事 × 身近
子供にとって、最も身近な仕事「保育園、幼稚園の先生」がテーマの絵本。
日常や行事など、自分の園生活と比較したりする楽しみがあります。
自分が通っている「園」がテーマなので、絵本の世界に入り込みやすい。
あ
どんぐりむらのほんやさん
あ
作品名 | どんぐりむらのほんやさん |
作・絵 | なかやみわ |
出版社 | Gakken |
発行日 | 2014年9月4日 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 1,320円 |
対象年齢 | 4歳以上 |
絵本 チャート |
「どんぐりむらシリーズ」5作目となる絵本です。
あらすじ
どんぐりむらのほんやさんは、本の力でどんぐり村の人たちに元気や勇気を届ける、どんぐり書店のお話です。
- どんぐり村にある「どんぐり書店」は、素敵な本がいっぱいの本屋さん。
- 店長さんや店員の「こなろう」は、本を通して子どもたちに幸せを届けます。
- 店員の「くるん」も、小さな子供たちのためにおはなし会を開催。
- しかし、そのおはなし会では、突然停電が……。
仕事 × 本
本と出会ったどんぐりたちが、元気づけられ、勇気づけられ、想像の世界へ誘われ。
本に携わる仕事の魅力が、ふんだんに込められた素敵な作品です。
本の持つ「不思議な力」を感じることができる絵本です。
あ
どんぐりむらのだいくさん
あ
作品名 | どんぐりむらのだいくさん |
作・絵 | なかやみわ |
出版社 | Gakken |
発行日 | 2016年9月8日 |
ページ数 | 36ページ |
税込価格 | 1,320円 |
対象年齢 | 4歳以上 |
絵本 チャート |
「どんぐりむらシリーズ」6作目となる絵本です。
あらすじ
どんぐりむらのだいくさんは、どんぐり村の大工さんがつくるモノが、村の人たちに幸せを運ぶ様子が描かれたお話です。
- どんぐり村の大工さんは、おもちゃや遊具、家などを作ってみんなを喜ばせる仕事をしています。
- ある日、みんなが集まれる「みんなのおうち」を作ることを思いつきます。
- しかし、完成した「みんなのおうち」は、どう見てもただの家。
- でも大工さんには、ある考えがありました……。
仕事 × モノづくり
ただモノを作るのではなく、そこに自分なりのこだわりを込める。
アイデアや技術で人を喜ばせる「モノづくりの力」の、魅力や楽しさを感じ取れる絵本です。
人に喜ばれる大工さんの仕事が、カッコよく描かれています。
あ
どんぐりむらのいちねんかん
あ
作品名 | どんぐりむらのいちねんかん |
作・絵 | なかやみわ |
出版社 | Gakken |
発行日 | 2018年9月13日 |
ページ数 | 28ページ |
税込価格 | 1,320円 |
対象年齢 | 4歳以上 |
絵本 チャート |
「どんぐりむらシリーズ」7作目となる絵本です。
あらすじ
どんぐりむらのいちねんかんは、どんぐり村の、楽しくて賑やかな四季折々のイベントを描いたお話です。
- どんぐり村のどんぐりたちは、一年を通してさまざまな行事や遊びを楽しみます。
- 春はお花見、夏はプール、秋は芸術祭、冬はクリスマス。
- 季節ごとのイベントが盛りだくさん。
- 最後は、カメラマンがとった写真で一年を振り返ります。
アフターストーリ―
どんぐりむらシリーズの、人気キャラクターが総出演!
どんぐり園の年長さんが、小学校の入学式をしていたり。
帽子屋さんは、帽子作りに磨きがかかっていたり。
それぞれの絵本の「その後」を楽しめる作品です。
どんぐりむらシリーズの「ファンブック」のような絵本です。
あ
迷ったらコレ! どんぐりむらシリーズ おすすめTOP3
本記事で紹介したどんぐりむらシリーズ絵本の中で、どれがおすすめなのか。
絵本の虫きりんが厳選した「どんぐりむらシリーズ絵本ランキング」を、トップ3までご紹介します。
第1位|どんぐりむらのどんぐりえん
あ
子供たちにとって、最も身近な「園」がテーマであることが最大の魅力。
子供が共感しやすく、楽しく読み進めることができます。
卒園した子供でも、昔の幸せな記憶を思い出しながら物語を楽しむことができます。
第2位|どんぐりむらのぼうしやさん
あ
どんぐりむらシリーズの第1作目となる絵本。
悩んだり、楽しんだりしながら働く、どんぐりたち。
そんなどんぐりたちの姿から、仕事を理解するきっかけを作ってくれる絵本です。
第3位|どんぐりむらのだいくさん
あ
「モノづくり」の素晴らしさ、を伝えてくれる絵本です。
大工さんが作ったものが、どんぐりむらのみんなに喜ばれる様子は、「モノづくり」には人を幸せにする力があることを感じさせてくれます。
どんぐりむらシリーズまとめ買い
どんぐりむらシリーズの絵本を、まとめて買いたい!
そんな方は、以下でまとめて簡単に購入できるので是非チェックしてみて下さい。
どんぐりむらシリーズ 全7冊 | どんぐりむらシリーズ 6冊 どんぐりむらのいちねんかん以外 |
9,240円(税込) | 7,920円(税込) |
仕事がテーマの絵本だけが欲しい方は、どんぐりむらのいちねんかんを除く「どんぐりむらシリーズ6冊セット」がおすすめです。
どんぐりむらシリーズのグッズ
どんぐりむらの世界を、日常でも味わいたい!
そんな方にオススメなのが、どんぐりむらのぼうしやさんの靴下。
親子でお揃いの靴下を楽しめる商品です。
親子の時間研究所オンラインストアで購入できます。
どんぐりむらの世界をもっと知りたい!
どんぐりむらと読者をつなぐ集会所「どんぐりひろば」という、ウェブサイトがあります。
- どんぐりむらの仲間たちの紹介
- どんぐりパンのレシピ
- 折り紙で作る、どんぐり帽子の作り方
- オリジナル壁紙のダウンロード
- なかやみわさんへの、インタビュー
どんぐりむらの絵本を、より深く楽しむための情報が満載です。
気になる方は是非チェックしてみて下さい。
なかやみわ さんの他の作品
どんぐりむらシリーズの作者なかやみわ さんは、他にも多くの作品を手掛けています。
以下の記事も、是非読んでみて下さい。
野菜を学んで嫌いを克服!食育絵本【やさいのがっこう】シリーズ
お絵描きが楽しくなるクレヨン絵本【くれよんのくろくん】シリーズ|読む順番も紹介
温かいタッチが好きな方、メッセージ性や学びがある絵本が好きな方は、以下の絵本も是非チェックしてみて下さい。
まとめ
今回は、なかやみわさんが描くどんぐりむらのお仕事絵本「どんぐりむらシリーズ」をまとめて紹介しました。
このシリーズは、どんぐりむらで暮らすどんぐりたちが、いろいろな仕事をして楽しく過ごす姿が描かれた物語です。
この絵本は、仕事の楽しさやりがい、人とのつながりや思いやり、温かくて楽しい世界観が魅力です。
まだ読んだことのない方は、ぜひチェックしてみて下さい。
作品 | どんぐりむらの ぼうしやさん
| どんぐりむらの ぱんやさん | どんぐりむらの おまわりさん | どんぐりむらの どんぐりえん | どんぐりむらの ほんやさん | どんぐりむらの だいくさん | どんぐりむらの いちねんかん |
作・絵 | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ |
出版社 | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken |
発行日 | 2010年9月2日 | 2011年9月1日 | 2012年9月6日 | 2013年9月5日 | 2014年9月4日 | 2016年9月8日 | 2018年9月13日 |
あらすじ | どんぐり村の売れない帽子屋さんが、自分たちが売る帽子に足りないものを見つける物語 | どんぐり村で大人気のぱん屋さんが、仕事に子育てに奮闘する様子を描いた物語 | どんぐりむらのおまわりさんに憧れる「いっち」の、奮闘を描いた物語 | どんぐり園の子供たちの、楽しい園生活が描かれた物語 | 本の力でどんぐり村の人たちに元気や勇気を届ける、どんぐり書店のお話 | どんぐり村の大工さんがつくるモノが、村の人たちに幸せを運ぶ様子が描かれたお話 | どんぐり村の、楽しくて賑やかな四季折々のイベントを描いたお話 |
テーマ | 仕事 × 楽しさ | 仕事 × 子育て | 仕事 × 憧れ | 仕事 × 身近 | 仕事 × 本 | 仕事 × モノづくり | アフターストーリ― |
可愛いキャラクターでほっこり【なかやみわ絵本まとめ】|シリーズ4作品+α(おすすめTOP3も)