今回紹介する絵本は、Ｇａｋｋｅｎの絵本「どんぐりむらのおまわりさん」です。
あらすじ、対象年齢、伝えたいこと（ねらい）などをレビューしています。
読み聞かせ絵本探しの参考に、最後までご覧になってください。
仕事がテーマの人気絵本【どんぐりむら】シリーズまとめ（おすすめTOP3も紹介）
どんぐりむらのおまわりさん
- 夢に向かって頑張っている子供
- かわいい絵が好き
- どんぐりむらシリーズが好き
本記事の執筆者
絵本選びに困っている方！
このブログでは、1000冊以上絵本を読んだ私がひと目でわかる絵本チャートを使って絵本を紹介しています。
実際に私が読んで感じた、絵本の特徴を見える化したものが「ひと目でわかる絵本チャート」です。
気になる絵本は、どんどんチェックしてみてください。
「どんぐりむらのおまわりさん」はこんな絵本
| タイトル | どんぐりむらのおまわりさん |
| 作・絵 | なかやみわ |
| 出版社 | Ｇａｋｋｅｎ |
| 発行日 | 2012年9月6日 |
| ページ数 | 32ページ |
| 税込価格 | 1,320円 |
なかやみわ さん描く、どんぐりむらシリーズの3作目となる絵本です。
あらすじ
どんぐりむらのおまわりさんのあらすじを、ザックリ紹介します。
- どんぐりむらのおまわりさんは、パトロールや交通整理など、毎日大忙し。
- ある日、おまわりさんは木から降りられなくなった「いっち」を助けます。
- おまわりさんに憧れを抱いた「いっち」は、こどもおまわりさんとして町をみまわることに。
- ついに、活躍のチャンスが……。
どんぐりむらのおまわりさんに憧れる「いっち」の、奮闘を描いた物語です。
ひと目でわかる絵本チャート
実際に読んでみて感じたどんぐりむらのおまわりさんの特徴を、以下のレーダーチャートで紹介します。
評価軸（5段階）
メッセージ性：価値観、行動規範を表現
読みやすさ ：文字量、物語、リズム
学べる度 ：知識、情報を教えてくれる
心温まる度 ：優しさ、温かみ、感動がある
ユーモア度 ：笑い、驚き、楽しさがある
メッセージ性 4/5点
「夢に向かって、できることから始めよう」、といったメッセージを感じ取れる絵本です。
おまわりさんに助けられたことをきっかけに、おまわりさんに憧れを持つ「いっち」。
自分なりに考えて、努力を続ける様子が描かれています。
一生懸命ないっちに、心を打たれる絵本です。
心温まる度 4/5点
いっちの努力が報われる様子に、心温まる絵本です。
小さな努力の積み重ねが実って、村のみんなから「こどもおまわりさん」として認めてもらえる様子が描かれています。
「頑張りが、報われる」ことを知る、きっかけになります。
「努力が報われる絵本」をお探しであれば、以下をご覧ください。
【おすすめ絵本】
- オニじゃないよおにぎりだよ
不味いおにぎりしか知らない人間に、何とかして美味しいおにぎりを食べさせようと、努力するオニたちの物語 - ぐるんぱのようちえん
どこに行っても失敗ばかりのぐるんぱが、自分の特技を生かして素晴らしい幼稚園を作る物語
対象年齢
実際に読んでみて感じた、どんぐりむらのおまわりさんの対象年齢は4歳以上。
| 対象年齢 | 4歳以上 |
| 文字量 | やや多い |
| 物語の内容 | 適度 |
| 文章のリズム | 適度 |
4歳前半からおすすめできる絵本です。
絵本好きの子供であれば、3歳後半ごろから楽しめます。
こんな方におすすめ！
どんぐりむらのおまわりさんがどんな人におすすめか、「特におすすめ！」「おすすめ！」の2段階に分けて紹介してきます。
関連した絵本も紹介しているので、気になる方は是非そちらも見てみて下さい。
目的別おすすめ度
| 夢に向かって頑張っている子供 | |
| かわいい絵が好き | |
| どんぐりむらシリーズが好き | |
特におすすめ！
夢に向かって頑張っている子供！
夢に向かって頑張る「いっち」の物語。
子供だからとあきらめずに、できることから、ひた向きに頑張って夢を追いかける様子から、刺激をもらえる絵本です。
おすすめ！
かわいい絵が好きな方！
本物のどんぐりをモチーフにした、キャラクターたちの絵本です。
見ているだけで幸せになれるような、可愛いどんぐりたちが魅力です。
【関連する絵本】
そらまめくんのベッド
じっちょりんのあるくみち
どんぐりむらシリーズが好きな方！
どんぐりむらで暮らすどんぐりたちが、いろいろな仕事をして楽しく過ごす姿が描かれたシリーズ絵本です。
どんぐりむらの仕事を紹介しながら、仕事の魅力や楽しさを伝えてくれます。
【関連する絵本】
【どんぐりむらシリーズ】絵本まとめ
こんな方は別の絵本を！
以下の方は、ここで紹介するおすすめの絵本を読んでみて下さい。
文字の多い絵本は、まだ難しいかもしれない……
文字量がやや多い絵本のため、まだ絵本に慣れていない子供には難しく感じるかもしれません。
そんな方には、以下の絵本をおすすめします。
【おすすめする絵本】
じごくにアイス
そらまめくんのベッド
期待を裏切られる前の、転ばぬ先の杖です。
この絵本の魅力
実際に読んでみて感じた、どんぐりむらのおまわりさんの魅力を以下に紹介します。
憧れに対する前向きな姿勢
おまわりさんの日常
憧れに対する前向きな姿勢
おまわりさんに憧れる「いっち」が、こどもおまわりさんとなって頑張る様子が描かれています。
「いっち」は、自分の夢に向かって一歩一歩近づこうと必死です。
憧れに対する前向きな姿勢や情熱は、読んでいて刺激をもらえます。
積み重ねの大切さを、感じ取れます。
おまわりさんの日常
おまわりさんが、どんぐりむらの住人たちの安全や平和を守るために、さまざまなトラブルに対応する様子が描かれています。
交通安全を指導したり。
落とし物を探したり。
木から降りられなくなった子供を助けたり。
何でも解決してくれる、おまわりさんの働きぶりがかっこいい絵本です。
おまわりさんって、かっこいい。
この絵本の ねらい
実際に読んでみて感じた、どんぐりむらのおまわりさんで子供にどんなことを伝えるかは、これ！
夢に向かって、できることから
おまわりさんに助けられたことをきっかけに、おまわりさんに憧れを持つ「いっち」。
自分なりに毎日工夫をしながら努力を続け、村のみんなから認められる様子が描かれています。
「おまわりさんだったら、こうするんじゃないか？」
自分なりに考え、できることからやってみる。
そんな、小さな一歩の積み重ねが大切だということを、感じ取れる絵本です。
「なんでもいいから、やってみる」が大切ですね。
この絵本を読んだ感想
いっちのおまわりさんへの憧れや努力は、子供も大人も見習うべきです。
それやっても意味ないんじゃないか。
そんな、偏見なんて必要ありません。
自分の夢に近づくために、四の五の言わずになんでもいいからはじめてみる。
心が動かされる一冊に、出会えました。
まとめ
今回は、どんぐりむらのおまわりさんという絵本を紹介いたしました。
Amazonや楽天などのオンラインショップで購入できますので、ぜひチェックしてみてください。
| タイトル | どんぐりむらのおまわりさん |
| 作・絵 | なかやみわ |
| 出版社 | Ｇａｋｋｅｎ |
| 発行日 | 2012年9月6日 |
| ページ数 | 32ページ |
| 税込価格 | 1,320円 |
どんぐりむらのおまわりさんに憧れる「いっち」の、奮闘を描いた物語です。
【対象年齢】
4歳以上
【この絵本はこんな方におすすめ】
- 夢に向かって頑張っている子供
- かわいい絵が好き
- どんぐりむらシリーズが好き
仕事がテーマの人気絵本【どんぐりむら】シリーズまとめ（おすすめTOP3も紹介）
