今回紹介する絵本は、小学館の絵本「そらまめくんのぼくのいちにち」です。
あらすじ、対象年齢、伝えたいこと(ねらい)などをレビューしています。
読み聞かせ絵本探しの参考に、最後までご覧になってください。
思いやりを育む人気絵本【そらまめくん】シリーズまとめ|おすすめの読む順番も紹介
そらまめくんのぼくのいちにち
あ
- そらまめくんシリーズが好き
- 可愛いキャラクターが好き
- ほのぼのとした物語が好き
本記事の執筆者
絵本選びに困っている方!
このブログでは、1000冊以上絵本を読んだ私がひと目でわかる絵本チャートを使って絵本を紹介しています。
実際に私が読んで感じた、絵本の特徴を見える化したものが「ひと目でわかる絵本チャート」です。
気になる絵本は、どんどんチェックしてみてください。
「そらまめくんのぼくのいちにち」はこんな絵本
あ
タイトル | そらまめくんのぼくのいちにち |
作・絵 | なかや みわ |
出版社 | 小学館 |
発行日 | 2006年6月20日 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 922円 |
なかやみわさん描く、そらまめくんシリーズの4作目となる作品です。
あらすじ
そらまめくんのぼくのいちにちのあらすじを、ザックリ紹介します。
- たんぽぽ畑へやってきたそらまめくんは、掘った穴に綿毛を敷いてベッドを作ります。
- 友達に見せてあげようと声をかけて回るなか、突然の雨が。
- ピーナッツくんの家で雨宿りして、たんぽぽ畑へ向かうとベッドは水溜まりに……。
- そらまめくんが残念に思っていると、さやえんどうさんが素敵なものを発見します。
そらまめくんがお豆の友達と楽しく過ごす、ほのぼのとした春の一日を描いた物語です。
ひと目でわかる絵本チャート
実際に読んでみて感じたそらまめくんのぼくのいちにちの特徴を、以下のレーダーチャートで紹介します。
評価軸(5段階)
メッセージ性:価値観、行動規範を表現
読みやすさ :文字量、物語、リズム
学べる度 :知識、情報を教えてくれる
心温まる度 :優しさ、温かみ、感動がある
ユーモア度 :笑い、驚き、楽しさがある
心温まる度 5/5点
そらまめくんの日常、ハッピーエンドに心温まる絵本です。
春の自然で遊ぶそらまめくんたちの様子が、温かく描かれています。
また、せっかく作った綿毛のベッドが台無しになり悲しくなっても、友達と一緒だと気づけば笑顔に。
友達と遊ぶ楽しさを、感じることができる絵本です。
今作は特に、読んでいて癒される作品となっています。
「ハッピーエンドの絵本」をお探しであれば、以下をご覧ください。
【おすすめ絵本】
対象年齢
実際に読んでみて感じた、そらまめくんのぼくのいちにちの対象年齢は4歳以上。
対象年齢 | 4歳以上 |
文字量 | やや多い
|
物語の内容 | わかりやすい
|
文章のリズム | 適度
|
4歳前半ごろがおすすめの絵本です。
こんな方におすすめ!
そらまめくんのぼくのいちにちがどんな人におすすめか、「特におすすめ!」「おすすめ!」の2段階に分けて紹介してきます。
関連した絵本も紹介しているので、気になる方は是非そちらも見てみて下さい。
あ
目的別おすすめ度
そらまめくんシリーズが好き |
|
可愛いキャラクターが好き |
|
ほのぼのとした物語が好き |
|
特におすすめ!
そらまめくんシリーズが好き!
そらまめくんが仲間たちと一緒に遊んだり、困った時に助け合ったりする姿が描かれています。
この絵本を読むことで、そらまめくんシリーズのメッセージや世界観をより強く感じとることができます。
おすすめ!
可愛いキャラクターが好き!
そらまめくんやお豆の友達たちのかわいいキャラクターがたくさん登場します。
そらまめくんの表情や動きが、愛くるしく描かれています。
【関連する絵本】
ふゆじたくのおみせ
じっちょりんのあるくみち
ほのぼのとした物語が好き!
そらまめくんが、お豆の友達と楽しく春の一日を過ごす物語です。
朝から夜までの時間の流れや、春の自然との交流がほのぼのと描かれています。
こんな方は別の絵本を!
以下の方は、ここで紹介するおすすめの絵本を読んでみて下さい。
文字が多い絵本はちょっと……。
この絵本は、やや文字量が多いため、読み聞かせに慣れていない子供は飽きてしまう可能性があります。
文字が少ない絵本を楽しみたい方は、以下の絵本がおすすめです。
【おすすめする絵本】
きょだいなきょだいな
しんせつなともだち
期待を裏切られる前の、転ばぬ先の杖です。
この絵本の魅力
実際に読んでみて感じた、そらまめくんのぼくのいちにちの魅力を以下に紹介します。
ほのぼのとした春の日常
そらまめくんMAP
ほのぼのとした春の日常
たんぽぽ畑で、ベッドを作ったり。
水溜まりで、葉っぱのボートを浮かべたり。
春の自然で遊ぶそらまめくんたちの様子が、温かく描かれています。
外遊びの楽しさが、感じ取れます。
そらまめくんMAP
絵本の最後には、そらまめくんが住んでいるところの地図が描かれています。
そらまめくんの家や、お友達の家、たんぽぽ畑など。
そらまめくんの暮らしや世界観を、より具体的にイメージすることができるようになっています。
ピーナッツくんの家が、個人的お気に入り。
この絵本の ねらい
実際に読んでみて感じた、そらまめくんのぼくのいちにちで子供にどんなことを伝えるかは、これ!
外で遊ぼう
そらまめくんとその友達が、春の自然に触れながら楽しく遊ぶ様子が描かれています。
たんぽぽの綿毛を、ふかふかのベッドに見立てて遊んだり。
雨上がりの虹を捕まえようと、みんなで一生懸命に空に手を伸ばしたり。
水溜まりで、葉っぱのボートを浮かべたり。
友達と外で遊ぶ楽しさが、いっぱいに詰まった作品です。
泥だらけ、水びちゃになって遊ぶ楽しさが伝わってきます。
この絵本を読んだ感想
「思いやり、分かち合い」をテーマにしてきたこれまでの作品とは違い、今作はほのぼのとした一日を描いた作品です。
シリーズを通して読んできた子供であれば、たまらない一冊になること間違いありません。
そらまめくんの「成長」だけでなく、「日常」にも寄り添うことができるそらまめくんシリーズの奥深さを感じました。
まとめ
今回は、そらまめくんのぼくのいちにちという絵本を紹介いたしました。
Amazonや楽天などのオンラインショップで購入できますので、ぜひチェックしてみてください。
あ
タイトル | そらまめくんのぼくのいちにち |
作・絵 | なかや みわ |
出版社 | 小学館 |
発行日 | 2006年6月20日 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 922円 |
そらまめくんがお豆の友達と楽しく過ごす、ほのぼのとした春の一日を描いた物語です。
【対象年齢】
3歳以上
【この絵本はこんな方におすすめ】
- そらまめくんシリーズが好き
- 可愛いキャラクターが好き
- ほのぼのとした物語が好き
思いやりを育む人気絵本【そらまめくん】シリーズまとめ|おすすめの読む順番も紹介