今回紹介する絵本は、白泉社の絵本「やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの?」です。
あらすじ、対象年齢、伝えたいこと(ねらい)などをレビューしています。
読み聞かせ絵本探しの参考に、最後までご覧になってください。
野菜を学んで嫌いを克服!食育絵本【やさいのがっこう】シリーズ|おすすめTOP3も紹介
やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの?
あ
- 子供に野菜を好きになってほしい
- かわいいキャラクターが好き
- なかやみわさんの絵本が好き
本記事の執筆者
絵本選びに困っている方!
このブログでは、1000冊以上絵本を読んだ私がひと目でわかる絵本チャートを使って絵本を紹介しています。
実際に私が読んで感じた、絵本の特徴を見える化したものが「ひと目でわかる絵本チャート」です。
気になる絵本は、どんどんチェックしてみてください。
「やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの?」はこんな絵本
あ
タイトル | やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの? |
作 | なかやみわ |
出版社 | 白泉社 |
発行日 | 2022年1月14日 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 1,320円 |
なかやみわさんの人気食育絵本「やさいのがっこうシリーズ」の5作目となる作品です。
あらすじ
やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの?のあらすじを、ザックリ紹介します。
- 野菜の学校から入学案内が届いた、双子のイチゴちゃん。
- 自分たちを果物だと思っている2人は、果物の学校に勝手に転校してしまいます。
- 果物の学校にやってきて、自分たちは果物だと言い張る2人。
- そこで、果物の学校の先生は、2人に木に登ってみるよう提案します。
自分たちは野菜なのか果物なのか、悩む双子のイチゴちゃんのお話です。
ひと目でわかる絵本チャート
実際に読んでみて感じたやさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの?の特徴を、以下のレーダーチャートで紹介します。
評価軸(5段階)
メッセージ性:価値観、行動規範を表現
読みやすさ :文字量、物語、リズム
学べる度 :知識、情報を教えてくれる
心温まる度 :優しさ、温かみ、感動がある
ユーモア度 :笑い、驚き、楽しさがある
学べる度 4/5点
野菜と果物の違いを、学べる絵本です。
自分は野菜の学校ではなく、果物の学校に行くべきだ。
そんな違和感から、果物の学校に転校してしまう双子のイチゴちゃん。
果物と野菜の違いを学び、自分が野菜であることを知る様子が描かれています。
木で育つものか、畑で育つものか。
育つ場所で、野菜と果物が分類されているそう。
「学べる絵本」をお探しであれば、以下をご覧ください。
【おすすめ絵本】
- じっちょりんシリーズ|春夏秋冬の草花、雑草を学べる絵本
季節ごとの様々草花が名前と併せて細かく描かれていて、草花図鑑のように学べる魅力があ絵本シリーズ - キュッパのはくぶつかん
森でいろいろなものを集めるのが大好きなキュッパが、博物館を開く物語
対象年齢
実際に読んでみて感じた、やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの?の対象年齢は5歳以上。
対象年齢 | 5歳以上 |
文字量 | やや多い
|
物語の内容 | わかりやすい
|
文章のリズム | 適度
|
5歳前半ごろがおすすめの絵本です。
絵本が好きな子であれば、4歳半ごろから楽しめる絵本です。
こんな方におすすめ!
やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの?がどんな人におすすめか、「特におすすめ!」「おすすめ!」の2段階に分けて紹介してきます。
関連した絵本も紹介しているので、気になる方は是非そちらも見てみて下さい。
あ
目的別おすすめ度
子供に野菜を好きになってほしい |
|
かわいいキャラクターが好き |
|
なかやみわさんの絵本が好き |
|
特におすすめ!
子供に野菜を好きになってほしい!
野菜について楽しく学べる絵本です。
野菜の種類や特徴を知ることで、野菜に親しみを感じられます。
野菜に関する食育絵本を探いしている方には、特におすすめです!
おすすめ!
かわいいキャラクターが好きな方!
いろんな野菜が個性的なキャラクターで描かれています。
かわいい野菜の子どもたちが、お互いを思いやる姿が温かくて、癒されます。
【関連する絵本】
ふゆじたくのおみせ
じっちょりんのあるくみち
なかやみわさんの絵本が好き!
温かくて可愛いキャラクターが魅力の、なかやみわさんの絵本。
学びや教訓を感じ取れる作品がたくさんあります。
こんな方は別の絵本を!
以下の方は、ここで紹介するおすすめの絵本を読んでみて下さい。
文字が多い絵本はちょっと……。
この絵本は、やや文字量が多いため、読み聞かせに慣れていない子供は飽きてしまう可能性があります。
文字が少ない絵本を楽しみたい方は、以下の絵本がおすすめです。
期待を裏切られる前の、転ばぬ先の杖です。
この絵本の魅力
実際に読んでみて感じた、やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの?の魅力を以下に紹介します。
探求心の強いイチゴちゃん
野菜と果物の違いを学べる
探求心の強いイチゴちゃん
自分は野菜じゃなくて、果物だ!
そんな自分の考えを、納得できるまで探求する双子のイチゴちゃんの様子が描かれています。
言われたことを、そのまま受け入れない。
自分で納得がいくまで、確かめる。
そんなイチゴちゃんのブレない姿勢から、探求心を感じ取れます。
木に登れないことで、ようやく自分が野菜だと認めるイチゴちゃん。
野菜と果物の違いを学べる
甘くていい匂いがする、双子のイチゴちゃん。
自分たちイチゴは、野菜ではなく果物なのではないかを探求する過程で、果物と野菜の違いを学ぶ様子が描かれています。
果物は、木に実る。
野菜は、畑で育つ。
見た目や味ではなく、育つ場所で野菜なのか果物なのかがわかることを学べます。
メロンやスイカも、畑でとれるから野菜です。
この絵本の ねらい
実際に読んでみて感じた、やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの?で子供にどんなことを伝えるかは、これ!
納得するまで探求する
イチゴちゃんは、自分が果物なのか野菜なのかについて、とても気になっていました。
野菜の学校で、先生に「間違ってないよ」と言われても、納得がいきません。
そこで、イチゴちゃんは果物の学校に転校することに。
木に登れない自分を知って、ようやく自分が野菜であることを理解します。
自分が感じている疑問を、自分が納得するまで探求する、イチゴちゃん。
この絵本は、探求心や行動力を感じ取ることができる絵本です。
納得するまで追求する、イチゴちゃんの探求心はすごい。
この絵本を読んだ感想
果物と野菜の違いについて、意外と考えたことはないものです。
甘いものは、果物に違いない。
そんな思い込みを、正してくれる絵本でした。
木になっているものなのか。
畑で育つものなのか。
食卓に並ぶ果物や野菜に対して、より興味や関心を持つようになれるのではないでしょうか。
果物と野菜の違いを学ぶだけでなく、考えながら食卓を楽しめるようになる絵本です。
まとめ
今回は、やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの?という絵本を紹介いたしました。
Amazonや楽天などのオンラインショップで購入できますので、ぜひチェックしてみてください。
あ
タイトル | やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの? |
作 | なかやみわ |
出版社 | 白泉社 |
発行日 | 2022年1月14日 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 1,320円 |
自分たちは野菜なのか果物なのか、悩む双子のイチゴちゃんのお話です。
【対象年齢】
5歳以上
【この絵本はこんな方におすすめ】
- 子供に野菜を好きになってほしい
- かわいいキャラクターが好き
- なかやみわさんの絵本が好き
野菜を学んで嫌いを克服!食育絵本【やさいのがっこう】シリーズ|おすすめTOP3も紹介