そらまめくんやくれよんのくろくんなど、愛くるしく魅力的なキャラクターを描いた絵本で有名な絵本作家、なかやみわさん。
子どもたちだけでなく、大人も楽しめる絵本がたくさんあります。
なかやみわさんの絵本の魅力とは、何なのか。
そして、どんな絵本がおすすめなのか。
この記事では、なかやみわさんの絵本について、詳しくご紹介していきます。
ぜひ、最後までお読みください。
なかやみわさんの絵本が好きな方はもちろんの事、可愛いキャラクターの絵本を探している方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
本記事の執筆者
絵本選びに困っている方!
このブログでは、1000冊以上絵本を読んだ私がひと目でわかる絵本チャートを使って絵本を紹介しています。
実際に私が読んで感じた、絵本の特徴を見える化したものが「ひと目でわかる絵本チャート」です。
気になる絵本は、どんどんチェックしてみてください。
なかやみわ さんはどんな絵本作家?
1971年埼玉県生まれ。
女子美術大学短期大学部グラフィックデザイン教室卒業。
企業のキャラクターデザイナーを経て、絵本作家になる。
愛らしいキャラクターたちが活躍する絵本作品は、たくさんの親子から大きな支持を得ている。
なかやみわ公式ブログ|なかやみわのえほんのとびら(https://ehonkoubousoramame.com/)
流行に左右されやすい「キャラクタービジネス」の現場で働いていた、なかやみわさん。
時代に左右されず、何年経っても変わらずに読み継がれている「絵本の力」に魅了され、絵本作家の道を選んだそうです。
家庭菜園が好きだった両親や、空想遊びが好きだった子供時代の影響を受けた作品が魅力です。
なかやみわ絵本の魅力
なかやみわさんの絵本の魅力を、ざっくり3点にまとめました。
「可愛いキャラクター」
ふわふわの鞘のベッドが宝物の、そらまめくん。
お絵描きが大好きな、くれよんたち。
親しみやすく、感情移入しやすいキャラクターが魅力です。
「温かいメッセージ」
思いやりの気持ち、仲間と協力する楽しさ、野菜への興味……。
物語を楽しみながら、教訓や学びを伝えることができる作品が多いです。
「温かいタッチの絵」
色鉛筆、パステル、クレヨン、水彩絵の具などを使い分けて、柔らかくてやさしい雰囲気で描かれた絵が特徴です。
読んでいて、心がほっこり温まります。
なかやみわ絵本 まとめ
なかやみわさんの絵本を、シリーズ別に紹介していきます。
記事の最後に「おすすめランキングTOP3」を紹介していますので、おすすめを速く知りたい方はジャンプしてください。
シリーズ | そらまめくんシリーズ | くれよんのくろくんシリーズ | どんぐりむらシリーズ | やさいのがっこうシリーズ | その他作品 | |||||||||||||||||
作品 | そらまめくんの ベッド
| そらまめくんと めだかのこ | そらまめくんと ながいながいまめ | そらまめくんの ぼくのいちにち | そらまめくんの あたらしいベッド | くれよんの くろくん | くろくんと ふしぎなともだち | くろくんと なぞのおばけ | くろくんと ちいさいしろくん | どんぐりむらの ぼうしやさん | どんぐりむらの ぱんやさん | どんぐりむらの おまわりさん | どんぐりむらの どんぐりえん | どんぐりむらの ほんやさん | どんぐりむらの だいくさん | どんぐりむらの いちねんかん | やさいのがっこう とまとちゃんのたびだち | やさいのがっこう ピーマンくんゆめをみる | やさいのがっこう とうもろこしちゃんの ながいかみ | やさいのがっこう キャベツくん おはなになる? | やさいのがっこう いちごちゃんは やさいなの? | はりねずみのはりこ |
作・絵 | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ |
出版社 | 福音館書店 | 福音館書店 | 小学館 | 小学館 | 小学館 | 童心社 | 童心社 | 童心社 | 童心社 | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | 白泉社 | 白泉社 | 白泉社 | 白泉社 | 白泉社 | 福音館書店 |
発行日 | 1999年9月30日 | 2000年9月15日 | 2009年4月1日 | 2006年6月20日 | 2015年5月27日 | 2001年10月15日 | 2004年8月23日 | 2009年7月20日 | 2017年9月6日 | 2010年9月2日 | 2011年9月1日 | 2012年9月6日 | 2013年9月5日 | 2014年9月4日 | 2016年9月8日 | 2018年9月13日 | 2016年6月3日 | 2017年3月15日 | 2018年3月2日 | 2019年10月3日 | 2022年1月14日 | 1998年10月31日 |
あらすじ | 宝物のベッドを失くしたそらまめくんが、ベッドを見つけ、大切なことに気付く様子が描かれた物語 | そらまめくんが自分の宝物のベッドをつかって、迷子になったメダカを助けるお話 | ベッドの自慢競争で張り合っていたそらまめくんとさんじゃくまめの兄弟が、トラブルをきっかけに仲良くなる物語 | そらまめくんがお豆の友達と楽しく過ごす、ほのぼのとした春の一日を描いた物語 | ベッドを新しくするために、知らない土地へ冒険したり、新しい友達と出会たりする様子が描かれた物語 | 仲間外れの黒いクレヨンのくろくんが、一つの工夫で大活躍する様子が描かれた物語 | 画用紙に描いた道路や海、線路を使って、バスや船、新幹線などの乗り物たちと遊ぶ様子が描かれた物語 | 意外な理由から謎のお化けに連れ去られたクレヨンたちの、心温まる物語 | 迷子になったしろくんを助けてあげる、くろくんたちの物語 | どんぐり村の売れない帽子屋さんが、自分たちが売る帽子に足りないものを見つける物語 | どんぐり村で大人気のぱん屋さんが、仕事に子育てに奮闘する様子を描いた物語 | どんぐりむらのおまわりさんに憧れる「いっち」の、奮闘を描いた物語 | どんぐり園の子供たちの、楽しい園生活が描かれた物語 | 本の力でどんぐり村の人たちに元気や勇気を届ける、どんぐり書店のお話 | どんぐり村の大工さんがつくるモノが、村の人たちに幸せを運ぶ様子が描かれたお話 | どんぐり村の、楽しくて賑やかな四季折々のイベントを描いたお話 | 美味しい野菜になるために真っ赤に熟れようと奮闘する、とまとちゃんの物語 | 大きくて赤や黄色のパプリカになれると信じる、ピーマンくんの成長物語 | 長い髪に悩むトウモロコシちゃんを、野菜のみんなが助けてあげる物語 | お花が咲いたキャベツを見て心配になったキャベツ君が、野菜について学ぶお話 | 自分たちは野菜なのか果物なのか、悩む双子のイチゴちゃんのお話 | おしゃれが大好きなはりねずみのはりこが、おばあさんの手作りの服で自分の針を受け入れて楽しむ物語 |
そらまめくんシリーズ
思いやりを育む人気絵本【そらまめくん】シリーズまとめ|おすすめの読む順番も紹介
そらまめくんシリーズは、思いやりをテーマにした心温まる物語が特徴の絵本です。
様々なお豆のキャラクターが登場するので、勉強にもなります。
読む順番 | 1番 | 2番 | 3番 | 4番 | 5番 |
作品 | そらまめくんの ベッド
| そらまめくんと めだかのこ | そらまめくんと ながいながいまめ | そらまめくんの ぼくのいちにち | そらまめくんの あたらしいベッド |
作・絵 | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ |
出版社 | 福音館書店 | 福音館書店 | 小学館 | 小学館 | 小学館 |
発行日 | 1999年9月30日 | 2000年9月15日 | 2009年4月1日 | 2006年6月20日 | 2015年5月27日 |
あらすじ | 宝物のベッドを失くしたそらまめくんが、ベッドを見つけ、大切なことに気付く様子が描かれた物語 | そらまめくんが自分の宝物のベッドをつかって、迷子になったメダカを助けるお話 | ベッドの自慢競争で張り合っていたそらまめくんとさんじゃくまめの兄弟が、トラブルをきっかけに仲良くなる物語 | そらまめくんがお豆の友達と楽しく過ごす、ほのぼのとした春の一日を描いた物語 | ベッドを新しくするために、知らない土地へ冒険したり、新しい友達と出会たりする様子が描かれた物語 |
テーマ | 思いやり | 日常 | 冒険 | ||
対象年齢 | 3歳以上 | 4歳以上 |
このシリーズの魅力
そらまめくんシリーズの魅力を、ざっくり3点にまとめました。
「思いやり」を育む
友達、困っている人、競争相手など、様々な相手に対する「思いやり」を描いています。
優しい心を育むことができる絵本です。
「成長」を感じる
友達の優しさに触れたり、冒険したり。
そんな体験を重ねて、そらまめくんが成長していく様子が楽しめる絵本です。
「お豆のキャラクター」を楽しむ
さやえんどう、えだまめ、グリーンピース、ピーナッツ……。
見ているだけで癒されるキャラクターたちが登場します。
このシリーズの対象年齢
実際に読んでみて感じた、そらまめくんシリーズの対象年齢はこちら。
対象年齢 | 作品名 |
3歳以上 | そらまめくんのベッド そらまめくんとめだかのこ |
4歳以上 | そらまめくんとながいながいまめ そらまめくんのぼくのいちにち そらまめくんのあたらしいベッド |
文字量がやや多いものの、物語はシンプルで分かりやすい絵本です。
このシリーズの代表作
あ
作品名 | そらまめくんのベッド |
作・絵 | なかやみわ |
出版社 | 福音館書店 |
発行日 | 1999年9月30日 |
ページ数 | 28ページ |
税込価格 | 990円 |
対象年齢 | 3歳以上 |
絵本 チャート |
「そらまめくんシリーズ」1作目となる絵本です。
あらすじ
そらまめくんのベッドは、宝物のベッドを失くしたそらまめくんが、ベッドを見つけ、大切なことに気付く様子が描かれた物語です。
- そらまめくんは、雲のようにふわふわでやわらかいベッドが大好きです。
- でも、そのベッドは自分だけのものだと、お友達に貸してあげません。
- ある日、そらまめくんがお昼寝から目覚めると、ベッドがなくなっていました。
- やっと見つけたベッドは、思いがけない場所に……。
友達 × 思いやり
自分のベッドを他の友達に使わせてあげない、そらまめくん。
そんなだから、助けが必要な時にみんなは冷たい反応。
思いやり、分かち合いの大切さを知る、そらまめくんの姿が描かれています。
自分のお気に入りを友達に貸せる、そんな気持ちを育みます。
このシリーズが気になる方は、以下のまとめ記事を是非ご覧ください。
くれよんのくろくんシリーズ
お絵描きが楽しくなるクレヨン絵本【くれよんのくろくん】シリーズ|読む順番も紹介
くれよんのくろくんシリーズは、お絵描きの大好きなクレヨンたちが主人公の心温まる絵本です。
お絵描きの楽しさに触れながら、個性や思いやりといった大切な気付きを感じ取れる作品です。
作品 | くれよんの くろくん | くろくんと ふしぎなともだち | くろくんと なぞのおばけ | くろくんと ちいさいしろくん |
作・絵 | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ |
出版社 | 童心社 | 童心社 | 童心社 | 童心社 |
発行日 | 2001年10月15日 | 2004年8月23日 | 2009年7月20日 | 2017年9月6日 |
あらすじ | 仲間外れの黒いクレヨンのくろくんが、一つの工夫で大活躍する様子が描かれた物語 | 画用紙に描いた道路や海、線路を使って、バスや船、新幹線などの乗り物たちと遊ぶ様子が描かれた物語 | 意外な理由から謎のお化けに連れ去られたクレヨンたちの、心温まる物語 | 迷子になったしろくんを助けてあげる、くろくんたちの物語 |
テーマ | 個性、多様性の 尊重 | おもちゃと お絵描き遊び | 大切な人との お別れ | 年下のお友達 への思いやり |
対象年齢 | 3歳以上 |
このシリーズの魅力
くれよんのくろくんシリーズの魅力を、ざっくり3点にまとめました。
「お絵描きの楽しさ」に触れる
思い付きで、次々に絵を描き足していったり。
画用紙に描いた道路で、バスを走らせたり。
お絵描き遊びがたくさん描かれていて、より一層お絵描きが好きになる絵本です。
「優しい心」を育む
仲間外れ、年下への思いやり、大切な人とのお別れ……。
お話を通して、クレヨンたちと一緒に多くの気付きを得て、優しい心を育むことができる絵本です。
「クレヨンのキャラクター」に共感する
クレヨンは、子供にとって身近な道具。
なかやみわさんの温かいタッチと相まって、とても共感しやすい主人公として描かれています。
このシリーズの対象年齢
実際に読んでみて感じた、くれよんのくろくんシリーズの対象年齢はこちら。
対象年齢 | 3歳以上 |
文字量 | やや多い
|
物語の内容 | わかりやすい
|
文章のリズム | 適度
|
3歳半ごろから楽しめる絵本です。
このシリーズの代表作
あ
作品名 | くれよんのくろくん |
作・絵 | なかやみわ |
出版社 | 童心社 |
発行日 | 2001年10月15日 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 1,320円 |
対象年齢 | 3歳以上 |
絵本 チャート |
「くれよんのくろくんシリーズ」1作目となる絵本です。
あらすじ
くれよんのくろくんは、仲間外れの黒いクレヨンのくろくんが、一つの工夫で大活躍する様子が描かれた物語です。
- 新品のまま使われずに退屈していた、クレヨンたち。
- ある日、きいろくんが箱から飛び出して大きな画用紙を見つけます。
- 色んな色の仲間で綺麗な絵を完成させますが、くろくんだけは仲間外れ。
- そこにシャープペンのお兄さんがやってきて……。
お絵描きの楽しさを伝える
きいろくんが、画用紙にチョウチョを描く。
チョウチョにはお花が必要だからと、あかさんとピンクちゃんを呼んでチューリップとコスモスを描いて……。
思いついたものを次々に楽しく描くクレヨンたちの様子に、思わず自分もお絵描きしたくなる絵本です。
個性や多様性についても触れられている絵本です。
このシリーズが気になる方は、以下のまとめ記事を是非ご覧ください。
お絵描きが楽しくなるクレヨン絵本【くれよんのくろくん】シリーズ|読む順番も紹介
どんぐりむらシリーズ
仕事がテーマの人気絵本【どんぐりむら】シリーズまとめ(おすすめTOP3も紹介)
どんぐりむらシリーズは、仕事をテーマにした心温まる物語が特徴の絵本です。
実在するどんぐりがキャラクターになっているので、勉強にもなります。
作品 | どんぐりむらの ぼうしやさん
| どんぐりむらの ぱんやさん | どんぐりむらの おまわりさん | どんぐりむらの どんぐりえん | どんぐりむらの ほんやさん | どんぐりむらの だいくさん | どんぐりむらの いちねんかん |
作・絵 | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ |
出版社 | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken |
発行日 | 2010年9月2日 | 2011年9月1日 | 2012年9月6日 | 2013年9月5日 | 2014年9月4日 | 2016年9月8日 | 2018年9月13日 |
あらすじ | どんぐり村の売れない帽子屋さんが、自分たちが売る帽子に足りないものを見つける物語 | どんぐり村で大人気のぱん屋さんが、仕事に子育てに奮闘する様子を描いた物語 | どんぐりむらのおまわりさんに憧れる「いっち」の、奮闘を描いた物語 | どんぐり園の子供たちの、楽しい園生活が描かれた物語 | 本の力でどんぐり村の人たちに元気や勇気を届ける、どんぐり書店のお話 | どんぐり村の大工さんがつくるモノが、村の人たちに幸せを運ぶ様子が描かれたお話 | どんぐり村の、楽しくて賑やかな四季折々のイベントを描いたお話 |
テーマ | 仕事 × 楽しさ | 仕事 × 子育て | 仕事 × 憧れ | 仕事 × 身近 | 仕事 × 本 | 仕事 × モノづくり | アフターストーリ― |
このシリーズの魅力
どんぐりむらシリーズの魅力を、ざっくり3点にまとめました。
「仕事」に触れる
帽子屋さん、パン屋さん、大工さん……。
様々な仕事を通して、仕事に対する誇りや喜びが感じられる絵本です。
「どんぐりの種類」を知る
マテバシイ、クヌギ、コナラ……。
実在するどんぐりたちがキャラクターになっているので、どんぐりの勉強になります。
「温かさ」を感じる
お祭りやイベントなどを開きながら明るく楽しい暮らしを送る、どんぐりたち。
読んでいて心が温かくなる絵本です。
このシリーズの対象年齢
実際に読んでみて感じた、どんぐりむらシリーズの対象年齢はこちら。
対象年齢 | 4歳以上 |
文字量 | やや多い
|
物語の内容 | 適度 |
文章のリズム | 適度
|
4歳前半から楽しめます。
絵本好きの子供であれば、3歳後半ごろから楽しめます。
このシリーズの代表作
あ
作品名 | どんぐりむらのぼうしやさん |
作・絵 | なかやみわ |
出版社 | Gakken |
発行日 | 2010年9月2日 |
ページ数 | 36ページ |
税込価格 | 1,320円 |
対象年齢 | 4歳以上 |
絵本 チャート |
「どんぐりむらシリーズ」1作目となる絵本です。
あらすじ
どんぐりむらのぼうしやさんは、どんぐり村の売れない帽子屋さんが、自分たちが売る帽子に足りないものを見つける物語です。
- ぽー、ちい、くりんが営む、どんぐり村の帽子屋さん。
- 村ではあまり帽子が売れず、お客さんを求めて街へ。
- ある日、ねずみの家族が同じ帽子をたくさん買ってくれました。
- 不思議に思い、ねずみの家族の後を追ってみると……。
仕事 × 楽しさ
遊ぶように工夫しながら、帽子を作ったり、売ったりする、帽子屋さん。
「自分たちらしい」ぼうしを作る様子は、工作をしているようで楽しそうに描かれていて、仕事を身近なものに感じさせてくれるます。
自分も楽しく働きたい、と思うことがでるような絵本です。
このシリーズが気になる方は、以下のまとめ記事を是非ご覧ください。
やさいのがっこうシリーズ
野菜を学んで嫌いを克服!食育絵本【やさいのがっこう】シリーズ|おすすめTOP3も紹介
やさいのがっこうシリーズは、野菜たちが主人公となって、楽しく学ぶことができる食育絵本です。
野菜の種類や特徴などに触れながら、楽しめる物語となっています。
子供の野菜嫌いを克服する、きっかけを作ってくれる絵本です!
作品 | やさいのがっこう とまとちゃんのたびだち
| やさいのがっこう ピーマンくんゆめをみる | やさいのがっこう とうもろこしちゃんの ながいかみ | やさいのがっこう キャベツくん おはなになる? | やさいのがっこう いちごちゃんは やさいなの? |
作・絵 | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ |
出版社 | 白泉社 | 白泉社 | 白泉社 | 白泉社 | 白泉社 |
発行日 | 2016年6月3日 | 2017年3月15日 | 2018年3月2日 | 2019年10月3日 | 2022年1月14日 |
あらすじ | 美味しい野菜になるために真っ赤に熟れようと奮闘する、とまとちゃんの物語 | 大きくて赤や黄色のパプリカになれると信じる、ピーマンくんの成長物語 | 長い髪に悩むトウモロコシちゃんを、野菜のみんなが助けてあげる物語 | お花が咲いたキャベツを見て心配になったキャベツ君が、野菜について学ぶお話 | 自分たちは野菜なのか果物なのか、悩む双子のイチゴちゃんのお話 |
テーマ | 野菜の成熟 | ピーマンとパプリカ | トウモロコシの髪(ヒゲ) | 野菜のその後の姿 | 果物と野菜の違い |
対象年齢 | 5歳以上 |
このシリーズの魅力
やさいのがっこうシリーズの魅力を、ざっくり3点にまとめました。
「野菜」を学ぶ
野菜の成熟、野菜の開花、果物と野菜の違い。
野菜を知ることで、野菜を身近に感じることができる魅力があります。
「温かさ」を感じる
困っている子がいたら、何とかしたい……。
学校に通う野菜たちが、お互いを思いやる様子が温かい絵本です。
「野菜のキャラクター」を楽しむ
とまとちゃん、みょうがちゃん、クレソンくん、なすび先生……。
野菜に興味を持つきっかけになれる、温かいキャラクターが可愛い。
このシリーズの対象年齢
実際に読んでみて感じた、やさいのがっこうシリーズの対象年齢はこちら。
対象年齢 | 5歳以上 |
文字量 | やや多い
|
物語の内容 | わかりやすい
|
文章のリズム | 適度
|
5歳前半ごろがおすすめの絵本です。
絵本が好きな子であれば、4歳半ごろから楽しめる絵本です。
このシリーズの代表作
作品名 | やさいのがっこう とまとちゃんのたびだち |
作・絵 | なかやみわ |
出版社 | 白泉社 |
発行日 | 2016年6月3日 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 1,320円 |
対象年齢 | 5歳以上 |
絵本 チャート |
「やさいのがっこうシリーズ」1作目となる絵本です。
あらすじ
やさいのがっこう とまとちゃんのたびだちは、美味しい野菜になるために真っ赤に熟れようと奮闘する、とまとちゃんの物語です。
- 美味しい野菜になるために野菜の学校に通う、とまとちゃん。
- 真っ赤に熟れて早く卒業したいのに、頭が青くてなかなか卒業できません。
- 赤くなるために日光浴をしようとしますが、天気は曇り続き。
- 不安になって色々試してみるけど、最後には「待つこと」の大切さに気付きます。
出荷前の野菜たち
美味しくなるために、日光浴したり。
雨が好きな野菜は、雨の日を喜んだり。
お店に並ぶために早く熟れたい野菜たちの日常が、可愛らしく描かれています。
野菜に興味を持つきっかけが、たくさん詰まった絵本です。
このシリーズが気になる方は、以下のまとめ記事を是非ご覧ください。
野菜を学んで嫌いを克服!食育絵本【やさいのがっこう】シリーズ|おすすめTOP3も紹介
その他の作品
シリーズにはなっていませんが、以下のような魅力的な絵本も書かれています。
気になる方は是非チェックしてみて下さい。
はりねずみのはりこ
あ
作品名 | はりねずみのはりこ |
作・絵 | なかやみわ |
出版社 | 福音館書店 |
発行日 | 1998年10月31日 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 990円 |
対象年齢 | 3歳以上 |
絵本 チャート |
20年以上読み継がれている絵本で、福音館書店の「日本傑作絵本」に選ばれています。
あらすじ
はりねずみのはりこは、おしゃれが大好きなはりねずみのはりこが、おばあさんの手作りの服で自分の針を受け入れて楽しむ物語です。
- はりねずみのはりこは、おばあさんの仕立て屋のお手伝いをしています。
- ワンピースやマント、マフラーなどを森の動物たちに届けるうちに、自分もおしゃれをしたくなります。
- でも、背中の針が邪魔して、なかなかおしゃれができません。
- はりこのそんな気持ちに気づいたおばあさんは、徹夜でぴったりの服を作ってくれます。
おばあちゃんの温かさ
はりこのおしゃれに対する気持ちや悩みを理解してくれる、おばあちゃん。
背中に針があっても、楽しめる「おしゃれ」をはりこに徹夜で作ってくれる様子が描かれています。
お母さんの温かさとは違う、おばあちゃんならではの温かさを感じる作品です。
はりこの「やってみたい」に向き合ってくれる、優しいおばあちゃんの姿が温かい。
迷ったらコレ! なかやみわ絵本 おすすめTOP3
本記事で紹介したなかやみわ絵本の中で、どれがおすすめなのか。
絵本の虫きりんが厳選した「なかやみわ絵本ランキング」を、トップ3までご紹介します。
第1位|そらまめくんのベッド
あ
20年以上読み継がれている、「そらまめくんシリーズ」の1作目となる作品。
なかやみわさんのデビュー作でもあります。
見ているだけで癒されるお豆のキャラクターたちで、「思いやり」をテーマに物語が描かれています。
第2位|どんぐりむらのどんぐりえん
あ
「どんぐりむらシリーズ」の4作目となる作品。
子供たちにとって、最も身近な「園」がテーマであることが最大の魅力。
子供が共感しやすく、楽しく読み進めることができます。
卒園した子供でも、昔の幸せな記憶を思い出しながら物語を楽しむことができます。
第3位|やさいのがっこう とまとちゃんのたびだち
MOE絵本屋さん大賞2016に選ばれた、「やさいのがっこうシリーズ」の1作目となる作品。
美味しい野菜になるために、可愛い野菜たちが奮闘する様子が描かれています。
野菜への親しみを感じさせてくれる絵本です。
まとめ
今回は、なかやみわさんの作品をまとめて紹介しました。
可愛いキャラクター、温かいメッセージ、温かいタッチの絵が特徴の作品が魅力です。
まだ読んだことのない方は、ぜひチェックしてみて下さい。
シリーズ | そらまめくんシリーズ | くれよんのくろくんシリーズ | どんぐりむらシリーズ | やさいのがっこうシリーズ | その他作品 | |||||||||||||||||
作品 | そらまめくんの ベッド
| そらまめくんと めだかのこ | そらまめくんと ながいながいまめ | そらまめくんの ぼくのいちにち | そらまめくんの あたらしいベッド | くれよんの くろくん | くろくんと ふしぎなともだち | くろくんと なぞのおばけ | くろくんと ちいさいしろくん | どんぐりむらの ぼうしやさん | どんぐりむらの ぱんやさん | どんぐりむらの おまわりさん | どんぐりむらの どんぐりえん | どんぐりむらの ほんやさん | どんぐりむらの だいくさん | どんぐりむらの いちねんかん | やさいのがっこう とまとちゃんのたびだち | やさいのがっこう ピーマンくんゆめをみる | やさいのがっこう とうもろこしちゃんの ながいかみ | やさいのがっこう キャベツくん おはなになる? | やさいのがっこう いちごちゃんは やさいなの? | はりねずみのはりこ |
作・絵 | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ | なかやみわ |
出版社 | 福音館書店 | 福音館書店 | 小学館 | 小学館 | 小学館 | 童心社 | 童心社 | 童心社 | 童心社 | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | Gakken | 白泉社 | 白泉社 | 白泉社 | 白泉社 | 白泉社 | 福音館書店 |
発行日 | 1999年9月30日 | 2000年9月15日 | 2009年4月1日 | 2006年6月20日 | 2015年5月27日 | 2001年10月15日 | 2004年8月23日 | 2009年7月20日 | 2017年9月6日 | 2010年9月2日 | 2011年9月1日 | 2012年9月6日 | 2013年9月5日 | 2014年9月4日 | 2016年9月8日 | 2018年9月13日 | 2016年6月3日 | 2017年3月15日 | 2018年3月2日 | 2019年10月3日 | 2022年1月14日 | 1998年10月31日 |
あらすじ | 宝物のベッドを失くしたそらまめくんが、ベッドを見つけ、大切なことに気付く様子が描かれた物語 | そらまめくんが自分の宝物のベッドをつかって、迷子になったメダカを助けるお話 | ベッドの自慢競争で張り合っていたそらまめくんとさんじゃくまめの兄弟が、トラブルをきっかけに仲良くなる物語 | そらまめくんがお豆の友達と楽しく過ごす、ほのぼのとした春の一日を描いた物語 | ベッドを新しくするために、知らない土地へ冒険したり、新しい友達と出会たりする様子が描かれた物語 | 仲間外れの黒いクレヨンのくろくんが、一つの工夫で大活躍する様子が描かれた物語 | 画用紙に描いた道路や海、線路を使って、バスや船、新幹線などの乗り物たちと遊ぶ様子が描かれた物語 | 意外な理由から謎のお化けに連れ去られたクレヨンたちの、心温まる物語 | 迷子になったしろくんを助けてあげる、くろくんたちの物語 | どんぐり村の売れない帽子屋さんが、自分たちが売る帽子に足りないものを見つける物語 | どんぐり村で大人気のぱん屋さんが、仕事に子育てに奮闘する様子を描いた物語 | どんぐりむらのおまわりさんに憧れる「いっち」の、奮闘を描いた物語 | どんぐり園の子供たちの、楽しい園生活が描かれた物語 | 本の力でどんぐり村の人たちに元気や勇気を届ける、どんぐり書店のお話 | どんぐり村の大工さんがつくるモノが、村の人たちに幸せを運ぶ様子が描かれたお話 | どんぐり村の、楽しくて賑やかな四季折々のイベントを描いたお話 | 美味しい野菜になるために真っ赤に熟れようと奮闘する、とまとちゃんの物語 | 大きくて赤や黄色のパプリカになれると信じる、ピーマンくんの成長物語 | 長い髪に悩むトウモロコシちゃんを、野菜のみんなが助けてあげる物語 | お花が咲いたキャベツを見て心配になったキャベツ君が、野菜について学ぶお話 | 自分たちは野菜なのか果物なのか、悩む双子のイチゴちゃんのお話 | おしゃれが大好きなはりねずみのはりこが、おばあさんの手作りの服で自分の針を受け入れて楽しむ物語 |