今回紹介する絵本は、文溪堂の絵本「バムとケロのにちようび」です。
あらすじ、対象年齢、伝えたいこと(ねらい)などをレビューしています。
読み聞かせ絵本探しの参考に、最後までご覧になってください。
大人もハマる人気絵本「バムとケロ」シリーズの魅力|登場キャラクター、おすすめTOP3も紹介
バムとケロのにちようび
あ
- 絵本が苦手な子供が読める絵本を探している
- 定番の絵本を探している
- 雨の日を楽しむ絵本を探している
本記事の執筆者
絵本選びに困っている方!
このブログでは、1000冊以上絵本を読んだ私がひと目でわかる絵本チャートを使って絵本を紹介しています。
実際に私が読んで感じた、絵本の特徴を見える化したものが「ひと目でわかる絵本チャート」です。
気になる絵本は、どんどんチェックしてみてください。
「バムとケロのにちようび」はこんな絵本
あ
タイトル | バムとケロのにちようび |
作・絵 | 島田ゆか |
出版社 | 文溪堂 |
発行日 | 1994年9月 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 1,650円 |
シリーズ累計500万部を突破したバムとケロシリーズの1作目となる作品で、全国学校図書館協議会選定図書の絵本です。
あらすじ
バムとケロのにちようびのあらすじを、ザックリ紹介します。
- 雨の日曜日、本を読むために、カエルのケロちゃんが汚した部屋を片付けていた犬のバム。
- そこに、泥だらけのケロちゃんが帰ってきて、掃除はやり直し。
- ケロちゃんを洗って、再び部屋を掃除して、おやつを作って。
- 本を探しに屋根裏部屋へ行くと、そこにはガ、ネズミ、ムシだらけ……。
お家で過ごすバムとケロちゃんの、雨の日の一日が描かれた物語です。
ひと目でわかる絵本チャート
実際に読んでみて感じたバムとケロのにちようびの特徴を、以下のレーダーチャートで紹介します。
評価軸(5段階)
メッセージ性:価値観、行動規範を表現
読みやすさ :文字量、物語、リズム
学べる度 :知識、情報を教えてくれる
心温まる度 :優しさ、温かみ、感動がある
ユーモア度 :笑い、驚き、楽しさがある
ユーモア度 4/5点
バムとケロちゃんのコミカルな日常に、笑える絵本です。
バムが部屋を片付け終わったところで、ケロちゃんが泥だらけで帰ってきたり。
化学実験でもするかのように、重装備でドーナッツを揚げたり。
笑って楽しめる要素がたっぷり詰まった作品です。
2人のやりとりは、見ているだけで楽しめます。
「楽しい日常を描いた絵本」をお探しであれば、以下をご覧ください。
【おすすめ絵本】
- いそがしいよる
星空の下で寝ようとしたばばばあちゃんが、夜な夜な家中のものを庭に運び出す物語 - そらまめくんのぼくのいちにち
そらまめくんがお豆の友達と楽しく過ごす、ほのぼのとした春の一日を描いた物語
対象年齢
実際に読んでみて感じた、バムとケロのにちようびの対象年齢は3歳以上。
対象年齢 | 3歳以上 |
文字量 | 適度
|
物語の内容 | わかりやすい
|
文章のリズム | 良い
|
3歳前半ごろから楽しめる絵本です。
こんな方におすすめ!
バムとケロのにちようびがどんな人におすすめか、「特におすすめ!」「おすすめ!」の2段階に分けて紹介してきます。
関連した絵本も紹介しているので、気になる方は是非そちらも見てみて下さい。
あ
目的別おすすめ度
絵本が苦手な子供が読める絵本を探している |
|
定番の絵本を探している |
|
雨の日を楽しむ絵本を探している |
|
特におすすめ!
絵本が苦手な子供が読める絵本を探している!
漫画のようなコマ割りで、物語を視覚的に追いやすい絵本です。
また、絵の中に小さな発見が散りばめられているのも、嬉しいポイントです。
読み聞かせにすぐに飽きてしまう子供でも、飽きずに見ていられる絵本です。
おすすめ!
定番の絵本を探している!
シリーズ累計500万部以上売れている、超人気絵本シリーズの1作目となる絵本です。何を読みたいか困っているのであれば、絶対にお勧めできる絵本です。
【関連する絵本】
そらまめくんのベッド
だるまちゃんとてんぐちゃん
雨の日を楽しむ絵本を探している!
お掃除したり、お菓子を作ったり、本を読んだり、外で遊べない雨の日でもお家で楽しく過ごすバムとケロちゃんの様子が描かれています。
【関連する絵本】
そらまめくんのぼくのいちにち
こんな方は別の絵本を!
以下の方は、ここで紹介するおすすめの絵本を読んでみて下さい。
メッセージ性を持った絵本を探している。
バムとケロちゃんの楽しさに共感したり、家族愛や友達愛を感じることができる絵本です。
子供に訴えかける明確なメッセージを持つ絵本を探している方は、以下の絵本がおすすめです。
【おすすめする絵本】
そらいろのたね
そらまめくんのベッド
期待を裏切られる前の、転ばぬ先の杖です。
この絵本の魅力
実際に読んでみて感じた、バムとケロのにちようびの魅力を以下に紹介します。
絵の細部に隠された楽しみ
個性的なキャラクター
絵の細部に隠された楽しみ
描かれている絵をよ~く眺めてみると、たくさんの小さな発見があります。
家の中で一緒に暮らす、ヤメピ(黒い耳の、小さな白犬)がくつろいでいたり。
ドーナッツの山に、ケロちゃん型のドーナッツが紛れ込んでいたり。
物語だけでなく、探し絵のような楽しみ方もできる魅力があります。
小さな発見が、絵本を読む楽しみを倍増させてくれます。
個性的なキャラクター
面倒見が良くて穏やかな、犬のバム。
好奇心旺盛でやんちゃで食いしん坊な、カエルのケロちゃん。
性格の全く違う2人のでこぼこコンビだから描ける、面白おかしい日常を楽しめます。
ケロちゃんの可笑しな行動が、毎回気になって仕方がない。
この絵本の ねらい
実際に読んでみて感じた、バムとケロのにちようびで子供にどんなことを伝えるかは、これ!
雨の日のお家遊びも、楽しい
雨の日曜日に、サッカーや砂遊びができないとがっかりするバムが、ケロちゃんと家で楽しく過ごす様子を描いています。
お風呂に入ったり。
おやつを作ったり。
本を読んだり。
どれも日常的なことですが、それぞれに楽しみを見出だす様子が楽しそう。
雨の日は外で遊べないという制約がありますが、逆に雨の日だからこそ家で全力で遊ぶ。
家の中にも遊びの可能性がたくさんあることを、発見することができる絵本です。
ケロちゃんは、しっかり泥遊びも楽しんでいますが……。
この絵本を読んだ感想
性格の異なる2人のやり取りが面白い、バムとケロシリーズ。
物語の面白さもさることながら、絵に隠された細かい発見が楽しめる。
それも、何度読み返しても新しい発見があるほどに、たくさん隠されています。
そんなバムとケロシリーズをまだ読んだことがない方は、是非第一作目のこの絵本を読んで頂きたい。
まとめ
今回は、バムとケロのにちようびという絵本を紹介いたしました。
Amazonや楽天などのオンラインショップで購入できますので、ぜひチェックしてみてください。
あ
タイトル | バムとケロのにちようび |
作・絵 | 島田ゆか |
出版社 | 文溪堂 |
発行日 | 1994年9月 |
ページ数 | 32ページ |
税込価格 | 1,650円 |
お家で過ごすバムとケロちゃんの、雨の日の一日が描かれた物語です。
【対象年齢】
3歳以上
【この絵本はこんな方におすすめ】
- 絵本が苦手な子供が読める絵本を探している
- 定番の絵本を探している
- 雨の日を楽しむ絵本を探している
大人もハマる人気絵本「バムとケロ」シリーズの魅力|登場キャラクター、おすすめTOP3も紹介